今日は私の誕生日!
「〇〇ちゃん、予定空けといてね」
数週間前からおかめさんに言われていて内心どんなことが待ち受けているのか楽しみだ
身支度をすると玄関先でおかめさんが待っていた
「お待たせしましたっ!」
「じゃあ行こっかお姫様♪」
冗談交じりに私の手を取り優しく口付けをする
「…⸝⸝」
真っ赤!!と笑うおかめさん
「…っもう!」
「ごめん、からかい過ぎた」
恋人繋ぎをしながら車へと向かう
車に座った途端急におかめさんの顔が近づく
「え、…」
キスだと思ったものの、シートベルトをしてくれただけだった。
そんな私の反応をみて幸せそうに微笑んでいるおかめさん
何処に行くんだろ…
夜景が輝く街を窓から眺めながら思う
ちらちらとおかめさんの方を向くと目が合う
運転してる姿かっこいいな…、
信号が赤になった
するも今度こそ、唇と唇が触れ合う
「…さっきの、ね? 」
そう言った後車が動き出した
着いたのは夜景が見れる綺麗な場所だった
「うわぁーっ綺麗!」
「ふふ、そうでしょ笑」
「さすがおかめさん、!夜景のプレゼントなんて…」
「…ねえ〇〇ちゃん」
「はい…?」
「お誕生日おめでと!これからもずっと一緒に居てね、 幸せにするから。愛してるよ」
そういう意味に捉えていいのか考える間もなくおかめさんの唇の感覚を感じる
…後から聞こうっと、
そう思いながら私も返事を返した
「私も愛してますっ!」
一瞬目を見開きにこやかな表情で私を見つめてきたのだった
コメント
4件
お姫様呼び好きすぎる、🥹
うわ、悪戯でキスとか最高すぎ💜