この作品はいかがでしたか?
36
この作品はいかがでしたか?
36
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
さあ、「あの子」に代わって物語を始めようじゃないか。
そして、君の手で終わらせてくれないか。
こんなにも美しい世界に、醜悪なものはいらないんだよ。
この物語は、きっと素晴らしい結末を迎えるはずだよ。
ああ……ようやく見つけた……。
これが君の望みだったんだね……。
君は、ずっとこれを望んでいたんだろう……? やっと見つけることができた……。
これで全部終わるんだ……。
あとは、これを終わらせるだけなんだ……。
大丈夫だよ……すぐに楽にしてあげるからね……。
ほら……目を閉じてごらん……。
ここはとても居心地の良い場所だからね……。
それに、もう疲れただろう……? ゆっくりお休み……。……さぁ、どうぞ……。
それは、ただの妄想にすぎない。
だが、それを切り捨てることなどできるわけがなかった。……そうして、彼はまた歩き出した。
そして、今日もまた独りきりの夜が訪れる。
いつの間にか、雨が降り始めていた。
傘を持ってくるべきだったわね。……こんな日に限って忘れてしまうなんて。
でも、雨はまだ降っていないみたいだし……
それに、どうせ濡れることになるでしょうから。
大丈夫よ、すぐに止むと思うわ。
だってほら、雲ひとつないじゃない。……きっと夕焼けに染まっているだけよ。
だからもう少し待ちましょう? 今日一日くらいなら、平気よね。……あぁ、そうだわ。お土産を忘れずにね。
うん、わかったよ。また明日ね。
じゃあ、行ってくるね。行ってらっしゃい。
早く帰ってくるんだよ。待ってるからね。
ありがとう。いってきます。
行ってらっしゃい。気をつけてね。
大丈夫だよ。心配しないで。すぐ戻るからさ。
はい、これ。頼まれていた本だよ。
ありがとうございます。大切に読ませてもらいます。
いえ、とんでもないです。どうぞよろしくお願いします。
お待たせしました。準備ができましたので、ご案内いたします。
はーい。楽しみにしていま~す。
お久しぶりですね。ご機嫌いかがですか? えぇ、もちろん覚えていますとも。あなたのことは何でも知っていますよ。
それはよかった。では、早速参りましょう。
さあ、剣を手に取ってください。
そして扉を開き、新たなる冒険へ出発するのです。
ああ、やっと来てくれたね。待っていたよ。君が来ることをずっと信じていた。
君の運命を変えるための旅を始めよう。
まず最初に、君は自分の名前を思い出す必要がある。これから一緒に行動する上で不便だからね。
名前は自分で決めるといい。ただし、あまり凝った名前だと覚えにくいかもしれないけど。
名前が決まらないなら、私が付けてあげても構わないけれど……どうしようかな? そうだ、『エル』というのはどうかな? 古の言葉で「光」という意味なんだ。ぴったりだと思うんだけど……気に入らないかい? そっかぁ、やっぱり駄目か。じゃあ、別の名前を考えてみるしかないね。
うん? ああ、それは、ただの夢さ。
大したことじゃないよ。
だが、キミにも見えたかい? あの白い羽根を持つ娘のことを……? あれこそが、天使というものだよ。
美しいだろう? ああ、そうだね。
確かに、今はここにいるけれど……
実はどこにも存在しないんだよ。
えっ? だって、ボクたちには見えるじゃないかって……? ははは……何を言っているんだい。
いくら頑張っても無駄だよ! 君は、選ばれたわけじゃないからね! それでも、彼は勇敢だった。
仲間たちの力を借りて、 何度も危機を乗り越えていったのだ。
だが、やがて限界が訪れる。
仲間との絆が失われていき、 ついには誰も残らなくなった。
ひとりぼっちになった彼を待っていたのは……
絶望的なまでの孤独感だけだった。
彼の前に広がったのは……
深い闇だけが広がっていた。
もう二度と光を見ることはできないだろう。
こうして世界は滅びてしまったのだ。……これが、キミの望んだ結末かい? 結局は何もできなかったじゃないか。
キミのせいで、みんな死んじゃったよ。
かわいそうな子たちだねぇ~♪ 君が弱いせいでさぁ! だけど安心していいんだよぉ。
ボクだけは最後まで一緒にいてあげるからさぁ。
だって、君のことが大好きなんだもん♪ ずっと前からずぅっと好きだったんだ! だから……これからもよろしくネ☆ あー、よかった。
これでやっと邪魔者が消えたぞ。
こいつがいると、仕事の効率が悪いって ボスからも言われてるしさぁ。
ホント迷惑なんだよね