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さあ、「あの子」に代わって物語を始めようじゃないか。

そして、君の手で終わらせてくれないか。

こんなにも美しい世界に、醜悪なものはいらないんだよ。

この物語は、きっと素晴らしい結末を迎えるはずだよ。

ああ……ようやく見つけた……。

これが君の望みだったんだね……。

君は、ずっとこれを望んでいたんだろう……? やっと見つけることができた……。

これで全部終わるんだ……。

あとは、これを終わらせるだけなんだ……。

大丈夫だよ……すぐに楽にしてあげるからね……。

ほら……目を閉じてごらん……。

ここはとても居心地の良い場所だからね……。

それに、もう疲れただろう……? ゆっくりお休み……。……さぁ、どうぞ……。

それは、ただの妄想にすぎない。

だが、それを切り捨てることなどできるわけがなかった。……そうして、彼はまた歩き出した。

そして、今日もまた独りきりの夜が訪れる。

いつの間にか、雨が降り始めていた。

傘を持ってくるべきだったわね。……こんな日に限って忘れてしまうなんて。

でも、雨はまだ降っていないみたいだし……

それに、どうせ濡れることになるでしょうから。

大丈夫よ、すぐに止むと思うわ。

だってほら、雲ひとつないじゃない。……きっと夕焼けに染まっているだけよ。

だからもう少し待ちましょう? 今日一日くらいなら、平気よね。……あぁ、そうだわ。お土産を忘れずにね。

うん、わかったよ。また明日ね。

じゃあ、行ってくるね。行ってらっしゃい。

早く帰ってくるんだよ。待ってるからね。

ありがとう。いってきます。

行ってらっしゃい。気をつけてね。

大丈夫だよ。心配しないで。すぐ戻るからさ。

はい、これ。頼まれていた本だよ。

ありがとうございます。大切に読ませてもらいます。

いえ、とんでもないです。どうぞよろしくお願いします。

お待たせしました。準備ができましたので、ご案内いたします。

はーい。楽しみにしていま~す。

お久しぶりですね。ご機嫌いかがですか? えぇ、もちろん覚えていますとも。あなたのことは何でも知っていますよ。

それはよかった。では、早速参りましょう。

さあ、剣を手に取ってください。

そして扉を開き、新たなる冒険へ出発するのです。

ああ、やっと来てくれたね。待っていたよ。君が来ることをずっと信じていた。

君の運命を変えるための旅を始めよう。

まず最初に、君は自分の名前を思い出す必要がある。これから一緒に行動する上で不便だからね。

名前は自分で決めるといい。ただし、あまり凝った名前だと覚えにくいかもしれないけど。

名前が決まらないなら、私が付けてあげても構わないけれど……どうしようかな? そうだ、『エル』というのはどうかな? 古の言葉で「光」という意味なんだ。ぴったりだと思うんだけど……気に入らないかい? そっかぁ、やっぱり駄目か。じゃあ、別の名前を考えてみるしかないね。

うん? ああ、それは、ただの夢さ。

大したことじゃないよ。

だが、キミにも見えたかい? あの白い羽根を持つ娘のことを……? あれこそが、天使というものだよ。

美しいだろう? ああ、そうだね。

確かに、今はここにいるけれど……

実はどこにも存在しないんだよ。

えっ? だって、ボクたちには見えるじゃないかって……? ははは……何を言っているんだい。

いくら頑張っても無駄だよ! 君は、選ばれたわけじゃないからね! それでも、彼は勇敢だった。

仲間たちの力を借りて、 何度も危機を乗り越えていったのだ。

だが、やがて限界が訪れる。

仲間との絆が失われていき、 ついには誰も残らなくなった。

ひとりぼっちになった彼を待っていたのは……

絶望的なまでの孤独感だけだった。

彼の前に広がったのは……

深い闇だけが広がっていた。

もう二度と光を見ることはできないだろう。

こうして世界は滅びてしまったのだ。……これが、キミの望んだ結末かい? 結局は何もできなかったじゃないか。

キミのせいで、みんな死んじゃったよ。

かわいそうな子たちだねぇ~♪ 君が弱いせいでさぁ! だけど安心していいんだよぉ。

ボクだけは最後まで一緒にいてあげるからさぁ。

だって、君のことが大好きなんだもん♪ ずっと前からずぅっと好きだったんだ! だから……これからもよろしくネ☆ あー、よかった。

これでやっと邪魔者が消えたぞ。

こいつがいると、仕事の効率が悪いって ボスからも言われてるしさぁ。

ホント迷惑なんだよね

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