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亮平 side
ついついちょっかいを出したくなるこの二人。
二人が相思相愛なのは誰の目にも明らかだった。ただ、長く一緒に居過ぎた事が原因なのか、もはや家族よりも長い時を過ごしている二人は恋心に気付くのが遅かったのか、将又単に恥ずかしいからなのか、互いの気持ちを言えないでいる。
涼太は恐らく前者だろう。自分の気持ちに気付いた時にはすでに同じグループに翔太が居て恋心を拗らせている。一方翔太は後者の方だ…恥ずかしがり屋の翔太の事だ〝好き〟が言えずに拗らせている。
そんな彼らにヤキモキしてちょっとだけ悪戯してしまった。涼太の尻に火が付けばゆり組の恋は一気に加速するだろうと思ったのだ。ゆり組ファンとしては何としてもくっ付いて貰わねば…
涼太❤️『俺もつくね好きなんだけど?』
翔太💙『そうだっけ?追加で頼む?俺もまた食べたいな二本追加で!』
こりゃ先が思いやられる。きっと〝あーん〟を御所望だった筈だ。真っ直ぐにアプローチしなきゃ翔太は気付いてくれないよ?追加のつくねを二人よりも先に口へ運ぶと〝あっ〟とシンクロしたようにゆり組が俺の!と言ってハモると可笑しくて笑えた。
涼太❤️『全くお前何なんだよ?翔太いいよ一人で食べな』
翔太💙『半分こ半分こ!先に涼太が食べる?』
涼太❤️『しょ…翔太からでいいよ////』
翔太💙『どうした顔赤いぞ?熱でもあるのか?』
〝ないわボケ💢さっさと食えよ!〟あらあらホントこの二人どうしようもない。ちっとも素直じゃ無いんだから。怒るなよ〜と言いながら残りの半分を〝どうぞ涼ちゃんお食べ〜〟何て言って差し出された串に頰を赤く染めた涼太は齧り付いた。
亮平💚『涼ちゃん……(絶句)ご馳走様////ゆり組フォ〜エバ〜////これはこれで良き♡』
翔太💙『はぁ?』
我ながら流石だわ…感謝しなさい涼太。
それにしても翔太ったら天然で可愛過ぎでしょ。二人がくっ付かないようだったら、遠慮なく翔太頂いちゃおうかしら////それとも……
翔太 side
二人共頰を赤くしてどうしたんだろう。涼太は日本酒をチビチビと煽りながら暑くなったのか上着を脱ぐと大人の色気ムンムンで、子供の頃とは違う大人の魅力に直視できずに、亮平を見つめると何故か頬杖を付いたまま〝ふふっ翔太可愛い///〟なんて言って酎ハイを煽っている。コイツ酔っ払ってるな…
時折涼太の左腕と触れ合って右腕が熱かった。
亮平💚『ちょっとおトイレ///翔太も一緒に行く?』
涼太❤️『行きません』
亮平💚『ふふっ涼太に聞いてなぁーい』
この酔っぱらい面倒臭いなぁ…なんて思いながら千鳥足でよろめきながら部屋を出て行った亮平が心配になって後を追おうと立ち上がると、急に腕を引かれて涼太の膝の上に腹這いになるとふわっとお尻に涼太の手が添えられた。
翔太💙『ごめん躓いちゃった///……離して?』
涼太❤️『ヤダ……亮平の所行くつもりだろ?』
翔太💙『心配でしょ?亮平フラついてた』
〝翔太の口から亮平の名前聞きたくない〟子供の頃とは随分と違うエッチなキスだった…あっアレは夢だった。
下唇を涼太の舌がなぞるように舐めた。〝開けて〟と言って顎に添えられた涼太の手が優しく撫でると自然と開いた隙間に舌が侵入して涼太が触れた箇所、何処もかしこも熱を帯び頭の中は涼太で一杯になった。時が止まったように唇を貪られ頭がぽわぽわと浮遊した。
翔太💙『んっ…っはぁ………リョウ…』
やっとの事で両手で押し返すと悲しい顔をして〝ごめん〟と言った涼太に〝お前飲み過ぎだぞ〟と言うと逃げるように部屋を飛び出した。
コメント
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そういえば、舘って、恋人にするなら?とかそういう質問全部阿部って答えることにしてるって言ってるよね。なんか、いいね❤️💚(関係ない話)

