どうも皆様、サカナです。
えー…なんといいますか、ごめんなさい
いつ書いたんだろう…?というレベルで前の小説、未完のまま放置してました…
気づいたら200♡超えていましたし…
前回のままだと、甘やかすどころかいじめてるだけですよね〜…
…まあとにかく、前回のあらすじ
北朝鮮が何ヶ月も水だけで過ごして栄養失調
それでは完結させます、どうぞ
あれから数日が経って、俺はすっかり体調が良くなり、 仕事も訓練もいつも以上に成果を出すことができた。
散々韓国たちにも怒られて反省し、資源的な問題で時々になってはいるが、ある程度食事を摂ることもできている。
そんなある時、中国さんから呼び出しを受けた。
「相変わらずデカい家だな…」
元々拒否権はあってないようなものだが、大切な用事もないのですぐに出向くことに。
呼び鈴を鳴らすと、ガチャリと扉が開く。
しかしながら、出てきたのは中国さんではなかった。
日本「こんにちは、北朝鮮さん」
中国さんと仲が良いのは知っているが、仮にも敵国がいるとは思うはずがない。
「日本?なんでお前が?」
日本「中国さんにお呼ばれしているので」
「ふーん…」
だが俺は特に何も言わず、 ひとまず家にあげてもらって中へ入ることにした。
〜中国の家〜
韓国「中国、これもうちょい辛味足さない?」
中国「足さないアル」
韓国「えー」
中国「辛いの食べたきゃ自分で作るヨロシ」
韓国「中国が作ったやつがいいのー!」
モンゴル「ヤーも食べた〜い」
中国「お前らな…」
何かいい匂いがすると思えば、韓国のやつと中国さんが料理をしていたらしい。
高そうなソファにはモンゴルもいて、東アジアの国が大集合だ。
日本「中国さんのお料理僕も食べたいです」
モンゴル「だよねー、食べたいよねー」
韓国「頼むよ中国〜♪」
中国「あーもう!料理してるんだからちょこまかするなアル!危ないだろうが!」
日本は相変わらず中国さんへのアタックが凄まじく、日本と韓国とモンゴルの3人は揃って中国に何やら料理を頼んでいるようだ。
男だけの面子で何やってるんだろうとは思うものの、見た目は良いので光景だけなら華やかである。
「あの…」
それはそれとして、一応招待客の立場にいる俺を放置するとは。
日本たちはともかく、中国さんは自分が呼んだんだから用事を言ってほしい。
正直ものすごく帰りたい。
だって苦手な奴しかいないし。
モンゴル「あ、北くん!会議の時倒れたって聞いたけど大丈夫?なんともない?」
「え、あぁ…だいぶ前の話だけどな、それ…」
モンゴル「えへへ…北くんとは滅多に話さないから、今になっちゃった」
このやけにふわふわっとしてる野郎…モンゴル。こいつも俺は苦手だ。
韓国や日本のようにベタベタしてくるわけではないし、中国さんのようにからかってくるわけでもない。
だが、どこか読めない雰囲気が苦手だ。
モンゴル「ほーら、こっち座って座って?一緒にお料理待とうよ! 」
「…今、中国さんたちが作ってるやつか?」
モンゴル「そーだよ!ネタバレしたら怒られちゃうから、これ以上は言えないけど!」
なんのネタバレだか知らないが、モンゴルはシーっと口元に指を当てて、まるで幼児に言うような感じで言い聞かせてきた。
なんかムカつく。
そう思っても勝手に帰るわけにいかず、俺は大人しくモンゴルの話に付き合うことになった。
中国「よし、できたアル!」
日韓蒙「わーい!」
「わ、わーい?」
かなり大きな机の上には、これまた大きな皿に盛られた大量の料理。
中華料理、日本料理、韓国料理…各々料理に自信がある国だからか、量がすごい。
韓国「この前兄弟が倒れた時、僕は反省したんだ。もっと食事会とか開いて食べさせるべきだったって」
「は、はぁ…」
韓国「そのことを中国に話したらね、もうすっごい乗り気でこれを企画してくれたんだよ」
中国「大事な弟分がこんなに不健康だったんだから、当然アル。せめて平均体重までは戻してもらうアルヨ」
むすっとした顔で腕を組む中国さん。
この人の文化的に、痩せているのは良くないという認識があるのだろう。
でも、だからってこんなに大量に用意しなくてもいいじゃないか。
あなたが嫌っているアメ公の食事量よりよっぽど多いですよ。
日本「これ、定期的に行うことにしたんです。東アジアは料理が売りなところもありますからね」
モンゴル「遠慮なく食べてね!」
「…流石に多くないか?香港さんとマカオさん、台湾を含めても食べきれそうにない気が…」
日本「大丈夫大丈夫!朝鮮兄弟以外大食いなので!」
モンゴル「このくらい、ヤーたちがいればぺろっと食べられちゃうよ!」
韓国「ほんっと恐ろしいくらい食べるよね…僕は太ったら嫌だから程々にするけど…」
流石に引いた。食い過ぎだろ。
「…まあいいか…食べられるならありがたい…」
中国「基本お前が優先だから、好きに食べるといいアル」
「ありがとうございます」
日本「本場の料理だらけなんですから、きっと美味しいですよ!」
モンゴル「ねえねえ、折角だから日本式にしよ!ご飯の合図!」
韓国「あー、まあいいんじゃない」
日本「こっちとしても言わないと落ち着きませんし、食べるよーって感じがするのでありだと思います!」
「まあ…お前らに従うよ」
中国「話はまとまったネ?それじゃあせーの」
「「「「「いただきます!」」」」」
その日食べた食事は、今までで一番美味かったと思う
コメント
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平和ですねぇ…こういう北さんの話めったに見ないのでめっっっちゃ好きです…
嬉しすぎてスマホにデコピン(?)したら指が痛かった
北ちゃん良かったぁ.....