『小雨、今日の任務は?』
「夜に、2つ向こうの山に行くことになっている。十二鬼月の可能性は無さそうだ。」
『成程ね、ありがとう。』
「それと、御館様から呼ばれているぞ。今日から“ 柱”になるのだろう?」
『そうでした…』
小雨は、御館様から直々に頂いた鎹鴉だ。
御館様が選んだだけあって、聡明で気の利く。
私の大切な家族だ。
『小雨、御館様の所にはいつ行けばいいの?』
「もう行かなくては行けないぞ。」
『嘘、急がなくちゃ。』
今日から“ 柱”になる。
今までとは違って、より多くの鬼を滅することが出来る。
助けることの出来る人々が増える。
大切な家族は__仲間は
今度こそ、私が命をかけてでも守ってみせる。
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