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⚠︎︎プロセカのifの話⚠︎︎
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瑞「あの時、もっと早く言えてればなにか違ったのかな。…そんなわけ、ないか。」
そう呟くと急に目の前が真っ白に光って、思わず目を瞑った。
光が収まり、目を開けるとそこには絵名がいた。
な、なんで絵名が目の前に…?そう考えていると急に絵名に肩を叩かれた。
絵「ちょっと!人が話してる時にそんな暗い顔しないでよね…!」
瑞「あ、ご、ごめん…!ちょっと、ぼーっとしちゃっててさ。あはは…」
絵「ふーん、あっそ。…ちゃんと聞くから」
ちゃんと聞く、という言葉を聞いてやっと理解した。何故ここにいるのか。今、何をしようとしているのかを。
ボクは今から自身の秘密を話そうとしていたところらしい。まふゆの話を聞いて決意したけど、ここからの出来事は…最悪なことになる。
そうこう考えているうちに、後ろから声が聞こえた。
?「あ__!暁山さん!!」
この声って…ああ、あの時の…。そう思い、後ろを振り返るとあの時のクラスメイトが瑞希に駆け寄ろうとしていた。
瑞「キミは……って、どうしたの?」
ク「あの…!さっき急に教室の仕切り板が倒れてきて、ひとりちょっとケガしちゃって……!」
あの時と全く一緒だ。内容も一言一句間違えていない。あの時のことは鮮明に覚えている。だって、あの出来事がなかったらもっと変わっていたかもしれないと思ったから。
ク「でも、保健室に行っても先生がいないの……!暁山さん、一緒に探してもらえないかな……!?」
どうしようか。このままボクだけで行ってしまったら、今と同じになる。なら、絵名も連れていけば__
瑞「…うん、わかった!一緒に探そう!」
ク「……!ありがとう、暁山さん!」
絵名は一人で突っ立って二人の会話を聞いていた。
瑞「…ごめん!絵名も一緒に探してくれない?」
絵「え?あーうん、いいよ。それなら、早く探そ」
ク「ありがとう!二人とも…!」
無事に保健室の先生を見つけ、屋上に向かった。この後どうなるのかは分からないけど、覚悟するしかない。その道しかないんだ。
ガチャっと音を立てながら、扉を開けると男子生徒が三人いた。
瑞希は少し先に行くのを躊躇った。あの時みたいにボクのことをバラされるんじゃないか。でも__
瑞希は足を前に出して歩いた。それに続いて、絵名も歩く。
男A「…ん?あれ、暁山じゃないか?それと、後ろにも誰かいるぞ」
男C「お、マジじゃん」
男B「本当だな。…俺たち、移動した方がいいんじゃないか?」
男A「えー!でも、後夜祭めんどくさいしな〜」
目の前で会話が繰り広げられる。早く帰って欲しいんだけど。
瑞「…ごめん!会話してるところ、悪いけど別の場所に移動してもらえないかな?」
これで少しでも結末が変わるならなんだってする。
男B「ほら、暁山もこう言ってるし、移動した方がいいぞ」
男A「はいはい、わかったよ」
何かブツブツ文句を言いながら三人は出ていった。そして、瑞希と絵名の二人だけになった。
絵「…それで、話したいことってなに?」
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½ 次回完結