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・キャラ崩壊あるかも

・誤字脱字あるかも

・自己解釈

・レイマシュ&オタマシュ

・今回は内容が薄いです。




イーストン魔法学校とは、魔法界においてあらゆる魔法使いを出した名門校。

この学校に所属する生徒たちの大半が魔法が使えない魔法不全者に対する苛烈な差別意識をもつ者が多くいる。

そんな学校に魔法が使えない僕が入学することになった。


「…シュークリームはおいしいですな。」


大好物のシュークリームを頬張りながら、イーストン魔法学校の中へ入っていった。

魔法が使えないことって不便じゃないし、魔法が使えてなにが便利なのだろう、と思う。


そんなこんなで色々ありまして。


入学してから数ヶ月が経った。

ある日、校長から呼び出しをくらった。


「校長、なんですか。」


「あぁ、ただのおつかいだよ。この書類をオーター・マドルに渡してほしいだけじゃよ。」


「はぁ、別に良いですが、なぜ僕が…? 」


マッシュは不思議そうにウォールバーグを見上げた。ウォールバーグはニコッ、と笑い、答えた。


「お前は彼奴と仲良くやって欲しいんじゃよ。魔法不全者として嫌われてるかもしれないが、神格者になる為にもやらなくてはならないことだ。」


「はぁ…」


正直、あの人と関わるのは避けたかった。嫌われてるから。

多分、あの人にとって僕は目障りだろうし、目の前に立つことを申し訳ないと思った。

校長の頼みだし、神格者にもなりたいから、仕方なく、書類を持っていくことにした。




コンコン、とオーターの執務室のドアにノックをする。すると、ドアの向こうから聞き覚えのある声がした。


「…入れ。」


「失礼します。」


…あれ、押戸だっけ、引き戸だっけ。

まぁいいや、なんでも。

バキッ、とドアをぶち壊して中に入った。

それを見たオーターは目を丸くして、暫くしたら顔を顰めて言った。


「…なぜドアを壊す。」


「お、押戸か引き戸か分からなくなって…」


「引き戸だ。」


「あばばば…すすすみません…」


ずーん、と分かりやすく落ち込んでみせる。

オーターは後で直すからそこに置いときなさい、と言った。


「…で、用はなんだ。」


「これ、校長から渡せって言われたんで。」


「そうか、面倒をかけたな。」


オーターはマッシュの頭をポンポン、と数回優しく叩く。

意外な行動に驚きが隠せないマッシュを見て、オーターは不思議そうに尋ねた。


「…なぜ固まってるんだ。」


「えッ、い、いいいいいいやなんででででで頭撫でるんですすすすかかか。」


「髪サラサラだなと思っただけだ。」


髪触りたいなら触る前にそう言ってくれれば良かったのに…

オーターは平然とした様子で書類を見た。


「…あぁ、ほとんどの書類、サインしてウォールバーグさんに届けないとだな。」


オーターは面倒くさそうに言った後マッシュを見た。


「すまない、全部にサインが書き終わるまで待っててくれないか。」


「分かりました。」


マッシュはオーターの向かい側のソファに、ストンッ、と座った。初めて執務室に入ったので、興味津々に辺りを見回した。

大きな棚にはびっしり本が並び、その横に、腰の高さくらいの棚があった。

その棚の上に薄紫色のイカリソウが植えており、その横には金魚が泳いでいる水槽が置かれていた。


「…オーターさん、花好きなんですか。」


「いいや、まったくだ。ライオが無理やり渡してきたから仕方なく植えてるだけだ。」


「金魚は?」


「金魚もだ。」


「もらいすぎでしょ…」


植木鉢や水槽の横にじょうろや餌が置かれていた。

あー見えて、ちゃんと大切に育てているんだな、と思う。

しかし、花は少し枯れている花がいくつかある。


「…花っていつもらったんですか。」


「一昨日だ。」


「はやっ。」


2日で花を枯れさせるのってなんなの?とマッシュは心の中でツッコんだ。


「本、読んでもいいですか。」


「好きにしなさい。」


オーターは見向きもせずにサインを書き続ける。

マッシュは大きな棚から1冊だけ本を手にとる。

本の題名を見てみると、


【ーღ花言葉ღー】


と書かれていた。どうやらこの本は花言葉とやらが書かれているのだろう。

そういえば、オーターさんの植木鉢に植えられていた花、イカリソウだっけ、と思い、本をパラパラと捲る。


「あ、あった。」



ღイカリソウの花言葉ღ

イカリソウは様々な色の種類があります。

白色や薄赤色、薄紫色などなど。

そしてイカリソウの花言葉は2つあります。

1つ目は「旅立ち」

2つ目は…



「おい、書き終わったから届けにいけ。」


「ぅおっ!」


2つ目の意味を見ようとした途端、背後からオーターに話しかけられた。

びっくりしたマッシュは思わず声を出してしまう。


「本、読んでたのか。ふん、気になるようなら持っていって家で読むといい。」


「え、いいんですか。」


「お前は馬鹿だから本を読んで少しは読解力をつけたほうがいいと思ったまでだ。」


「ディスられた。」


マッシュは書類とオーターから借りた本を両手で持ち、会釈してからマッシュがぶち壊してドアのない部屋を出ていった。



「案外怖くなくてよかった。」


テクテク、とマッシュは魔法局の廊下を歩く。

角を曲がろうとした時、ドンッ、と誰かとぶつかった。

ぶつかった衝撃でバサバサ、と書類と本が地面に落ちる。


「あ、すみません…」


「あぁ、お前か。ぶつかって悪かった。大丈夫か?」


ぶつかった人は屈んで落ちた書類と本を拾って、マッシュに渡した。

半分は綺麗な黒髪、半分は輝いている金髪でアザが二本線の男がこちらを見てきて、マッシュは焦りながら感謝する。


「れ、レインくん。ありがとう。」


「先輩。」


「先輩。」


指摘を受けてレインが言った言葉をそのままそっくりに返す。

レインはアドラ寮の監督生であり、学校でもよく会う。


「ところで、なんでここにいるんだ?」


「校長からオーターさんに書類を届けに頼まれました。」


「校長?あぁ、あのクソじg…じゃなくてウォールバーグさんのことか。」


聞いてはいけない言葉が聞こえた気がしたが、聞かなかったことにした。


「お前も大変だな。じゃあ、俺は仕事があるから。」


そう言って、レインはマッシュに背を向けて廊下を歩いていった。


「…」


その後ろ姿をマッシュはぼーっ、と眺めていた。


「…なんか胸がムズムズする…」


マッシュはよく分からない感情を押さえ込み、寮へと帰った。


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