テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
第6話何気に強いよコッコバード
「みんなおいでー〜! 」と家全体に声が響く
「マリースどおしたの?…」
「んだ朝っぱらから…」
口臭っ…歯磨いてんのかよじじいと言われながらもマリースの方向を見ているとマリースはニヤッとした目つきで 「とうとう出来たぞー!フランシスの変装と君達のパスポートが!」
おいでーフランシスー!とマリースがそう言うとノロりとフランシスがやって来る
「どぉも…サッバ・ラーリャです」
「んだそのキャラは…」
「フランシスの第2の名前さ!君はクッチ・クサイヤ・ラーリャね!」
「なげえしうぜえしふざけてんのか…」
「ダハッハ!!良いじゃねえか!クチクサイヤ爺さん!」
「そんなんよりちゃんと格好見てよフランシスの!」
そう言われ、見るとフランシスは顔のほとんどが青のスカーフとモッサリとした黒髪の毛で覆われ、青と黒を基調としたグローブに青と黒のスタジャンとデニムに黒のスニーカーで肌は特殊なパウダーでうすだいだい色になっている
「無理やりな気もすっけどいいんじゃねえか?」
「だなぁ…」
「さらっとクロエちゃんはナチュラルにタバコ吸わないでよ!」
等と他愛も無いことを言っていると…
キィイとドアの開く音と共に巨大な肉付きのニワトリの顔をした男を連れる金髪のグラサンの掛けた男がやってくる。
「よおマイハニー…」「うるせぇ口臭キッズ」 とバチバチとした雰囲気が辺りを覆う
「おう誰だよてめえ」「あー?こんなじじいとおっさん居たか?まあいいや…」
「俺は最高のギャング!コッコバードのボス!タルコ・ポルガス様さ!覚えときな!」と言った男に対し大きく拳を振るい殴り飛ばす「ッデェェ!何すんだよジジイ!」「ぁ?…あ”ー…手が滑っちまった許してくれよピヨピヨマイルド集団のボスなんだろ?お前」
「コッコバード!!!クソ!やれ!シャモ・オナガ!」
「了解…」と言うと背中から2本の刀を取り出し、「かかってこい…いてこましちゃる」
「フッ…俺が相手しやるぜ…兄ちゃん」
キャラに入ってんな此奴…と思いながらも俺は泣きっ面をしているボスに対し俺は
「立てよガキンチョ…」
と言うと拳銃を向きこちらへ発砲したその瞬間軽く避けると頬にかすりはする物の直ぐ様銃口をおでこに置き「クイズだ…こっからお前はどうなると思う?」
「………俺の勝ちさ………!!」
は?…と言ったその瞬間、一人の男が俺へと殴りかかってきた。
グワッ!!と迫って来、大量のモッサリした腕がこちら目掛けてやって来た。
「ッ!?!…オルァ!」と腕を掴み足で顔を蹴りあげる
「ふぅ…勝利を確信しやがって…クソガキが」タバコを咥えながら欠伸をすると直ぐ様立ち直り糸を噴射し、縛りつけられる「くそっ…!!」
「ニャラハハハ!!……!こっからどうすんの?ボス」
「そりゃ…おめぇ…クロエちゃぁぁんっ…ヘヘヘッグヘ」
「「「「きっしょ…」」」」
視点:フランシス
「お前さん名前は何と申す?」
「俺はフラ…サッバラーリャだ…」キリッとした目つきで僕は敵を見つめる…かっこよ!僕!
「わしゃあ…翁長軍鶏と申す」
(おなが・しゃも)
「ほな…行かしてもらおうか…」
と斬撃が飛んでくる
「グッ…強ぇ…!!」飛んでくる斬撃を受け流しながらも一気に懐へ入り込みみぞおちへと拳を振りかざす。
「くぁっっが”…!!!」
ふぅっふぅと荒い息が聞こえてくる
「お見事だ武人よ…お前さんが拳を得意とするならば…刀を使うのは辞めておこう…」
「是非とも…楽しい闘いをしようではないか…人の子…」瞬きをする暇もなく僕の視界は真っ黒く覆われる
次の瞬間僕は血を垂れ流していた
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!