※この物語はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは関係が御座いません。
どこに逃れようとも、呪いは必ず肩を叩く。此の故に、携帯の電源を切ろうが、その画面から目を背けようが、本日も――死と隣り合わせのゲームが始まる。
「清志郎(きよしろう)さん、今日も……絶対に生き残りましょうね」
「うん、一緒にこのゲームをクリアして、呪いを解明しよう……」
大学の中庭にある、日当たりの良いベンチ。
そこで毎日のように待ち合わせをし、
明日美ちゃんとゲームを、
プレイすることが最近の日課となっていた。
(普通のゲームなら良かったのに……。それで、オミが生きてたらもっと良かったのに……)
数日前にオミの告別式があり、
死化粧をすませたオミに僕は別れを告げた。
でも、まだアイツが傍にいるような気がする。
僕はキャンパス内をグルリと見渡し、
オミの姿を探した後*************
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