元貴『んわ……なに、どしたの……?//』
俺がぎゅっと抱きしめた後、ゆっくり離すと、元貴は顔をぶわっと赤く染めて俺を見つめていた。
滉斗『何でもない。元貴が可愛かったから』
そう言うと、ぶわわっと耳まで赤く染めて目を逸らし、ぷくっと頬を膨らませた。
柔らかそうな頬をつんつんと軽く突くと、元貴は俺の目をじっと見つめた。そしてゆっくり瞼を閉じ、ん、と控えめに声を出した。
滉斗『っ〜〜、//』
元貴の頬をゆっくりと包み込んで、優しくキスをする。
元貴『……ありがと、/』
照れたように笑う元貴。そんな元貴が可愛くて、愛おしくて。顔がぶわっと熱くなるのを感じた。
元貴『………なんか顔赤くね?/笑』
滉斗『…っ、気のせいだし…/』
元貴『照れてんの?笑 待って可愛いんだけど…//笑』
口元を手で覆い隠し、耳まで赤くなった俺の顔を見てニヤけている。
滉斗『ニヤニヤすんじゃねーよ…//』
元貴『無理、可愛すぎ……っ、/』
そう言って起き上がり、俺の頬に何度もキスをしてくる。
ちゅ、ちゅっと子供のようにキスをする。
恥ずかしくて目を逸らすと、また揶揄われた。
元貴『いいんちょ〜、?/』
滉斗『ん…?//』
元貴『………大好き……ずっと一緒にいようね、?//』
無理、可愛すぎる…
照れながらもちゃんと俺の目を見て言う元貴が可愛すぎて、手放したくなくなる。
滉斗『………ぅん、///』
元貴『……委員長も言ってよ、/』
滉斗『………だい、すき………//』
元貴『…可愛い…//』
そう言ってニヤニヤする元貴。
ニヤニヤすんなよ…可愛いのはそっちなのに。
元貴『委員長……お風呂入ってきてもいい、?ベタベタするから……』
ヤった後の自分の体やベットのシーツを見て、あちゃあ…と弱々しい声を出している。
5回以上イってたもんな…
滉斗『いいよ。元貴入ってる間に色々と片しておくね』
元貴『え”』
滉斗『ん?』
元貴『………なんもないっ、!/』
そう言って片付けよろしくね!!と顔を真っ赤にして言い、慌てて部屋から出て行ってしまった。きっと一緒に入りたかったんだろうな。俺も入りたかった。
でも一緒に入ったらまた襲っちゃいそうで、元貴に無理させたら駄目だからやめた。
滉斗『………さて。』
ベットから立ち上がると、べっちゃべちゃでベッタベタなシーツが目に入った。
シーツの他にも、元貴の愛液などが布団カバーや枕カバーにも染み込んでしまっていた。
一つ一つ剥がして綺麗にし、適当に畳んでおく。元貴がお風呂から上がったら洗濯機に入れよう。
そう思った時ーー
滉斗『…ん??』
マットレスとヘッドボードの間に挟まっているピンクの物体が見えた。
元貴には申し訳ないが、引っこ抜いてみると、それは、アレの形をした玩具ーーディルドだった。
滉斗『…っは、笑』
思わず笑みが溢れる。1人でする時にこんなえっちな玩具使おうとしてたのかと考えると、下半身がまた熱を帯びていく。あんなに可愛い顔してえっち好きだもんな。
元貴には申し訳ないが、これはまた後日ヤる時に使ってやろうと思い、そそくさと自分のスクバに入れた。
……てかどこで買ったんだ?
そう思い、元貴のスマホに目をやる。
じっと見ていると、ピコンと音が鳴り、スマホの画面が光った。
待ち受けは公園の時に撮った、ブランコを漕いでいる涼架くんの写真で、弟思いなんだなと再度確認される。通知は元貴のお父さんからで、「終わった!!?」「どうだった!!?」など5件ぐらいきている。どんだけこういうの興味あるんだ…
罪悪感に思いやられながら、俺は元貴のスマホを手に取り、スマホの中身を確認した。
思い当たるパスワードを入れる。パスワードは0914という、自分の誕生日ではなく、0519という涼架くんの誕生日だった。
写真のアプリを開けてみると、そこにはたくさんの涼架くんの写真があった。だけどびっくりしたのは俺の写真が何枚かあったところ。
いつから俺のこと好きなんだよ、と思い遡ってみると、1番最初の俺の写真は5月だった。
おいおい、今7月だぞ。終始ニヤニヤしながら写真を1枚1枚確認していった。
その後、1番プライベートな検索アプリを開いて履歴を見てみるとーー
滉斗『………“連続で奥ばっかいじめられて…♡”………“俺の言う通りにして弄って…♡”………』
馬鹿エロいんだけど。
なるほど、元貴はこういう指示される系とか、お仕置き系が好きなんだ。良い事学んじゃった。
元貴の検索履歴を次々と見ていこうとしたその時、
元貴『………委員長………//』
滉斗『うわっ!?』
驚いて後ろを向くと、顔を真っ赤にした元貴が立っていた。一気に寒気がする。
滉斗『ごめんなさい……』
元貴『んや、別に良いんだけどさ……検索履歴見たっしょ、/』
滉斗『……見ました』
元貴『………知ってるでしょ、そーゆーの好きなの………/』
滉斗『え、うん……怒んないの、?』
元貴『えっ、怒んないよ…?怒んないけど……ね、?……恥ずかしいなぁ、っていう……//』
余程恥ずかしいのか、もじもじしながらそう言う元貴。てっきり怒られるもんだと思ってた。
元貴『あれちょっと待って……スマホ貸して、』
滉斗『?うん……』
元貴『え”見た…?YouTubeの検索履歴…』
滉斗『見た』
元貴『は!!?待ってYouTubeじゃない検索履歴だと思ってた!!!最悪!!!//』
そう言って俺の肩を突き飛ばしてくる。あれ怒らないと思ってたんだけどな。
元貴『最低!!!最悪!!!委員長の馬鹿!!!!!//』
滉斗『……可愛い』
元貴『んなっ……別に、可愛くなんかないし……///』
可愛いと言うとすぐに顔を真っ赤に染め、嬉しそうに笑う元貴。
意外とちょろかったみたい。
next→♡1800
なんでしょうこの回
待って清宗お父ちゃむの若井さんにお話したいことがあるってやつ完全に忘れてた(←覚えてる人いる???)
コメント
4件
しれっとスクバに玩具を入れる性欲モンスター委員長 (( 可愛すぎる不良 (( 清宗ぱぱめっちゃ心配とゆうなの探りしてておもろい ( ? 一生見守れる 、 このカップルと家族 😻
清ぱぱぁぁぁ……あんた最高の男だ。 可愛いすぎるomrさん……… 一歩間違えればストーカー行為?をしているwkiさんも可愛い笑 一生見守る🥰🥰