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戦争×もとぱ×SF
更新遅御免
19✕✕年
この年に産声をあげるのに何人の苦労が必要だったのだろう。何人の犠牲が必要だったのだろう。
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ウマレテカラズット大キナ爆弾ノオトヲキヒテタ。母ハ幼ヒ僕ヲ可哀想二思フテ、勉学ダケハ自由二ヤラセテクレタ。父ハ見タコトガ無ヒ、知ラナヒ、教エテ貰エナヒ。ドウシテダロウ。アレ、隣ノ人ガ冷タクナッテル。
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1人の男の人、凛とした花のような人だ。昔を思い出して、泣いていた朝が嘘のように黄色の花で埋め尽くされていく。
_1歩_1歩_1歩。近づいていく。
『すみません。ちょっと時間貰えますか。』
驚いた顔をして僕を見つめる彼は魅力的すぎた。あぁ笑った顔も可愛いな。
急に声を掛けられた。多少小柄な男性だけども、何だか自分よりかっこよく見える、羨ましい。緊張している彼の顔が何だか面白くて笑ってしまった。あっ彼も笑った。
分かった、これは恋だ。
分かった、彼の疲れた顔も。