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1件
急展開ですみません(; ;´꒳`) お願いだから付き合っててくれ(
🍓「」
👑『』
俺は、瑠姫くんのことが好きだ。
メンバーとして、とかじゃない。恋愛として。
でも皆んなにバレたくないし、瑠姫くんに嫌われるのも怖い。
__でも、今日は違った。
『拓実、ちょい来て』
「えっ、なに…」
『どうぞ、俺の部屋』
「……へっ?」
『ずっと入りたがってたじゃん笑』
「…え、ええの??」
『良いよ?拓実のために準備したから』
「……っ//」
ちょっとした台詞も、瑠姫くんに言われると異様に心臓が跳ねる。
『なんもなくてごめん笑』
「ううん、入れただけで満足やから…、」
『そう?良かった』
そう言ってクールに微笑む横顔。
気持ちが抑えきれなくなった。
「……なぁ、瑠姫くん?」
『ん?』
「……俺、好きやねん」
『好き?何が?』
「…瑠姫くん、、のこと」
『…急に何言ってんの笑 俺も好きだよ?』
「…それって、、メンバーとして、やんな?」
『…え?』
「俺はっ……」
『…拓実…?』
一瞬の沈黙。
俺は覚悟を決めて口を開いた。
「…本気で好きやねん、瑠姫くんのこと」
『……」
珍しく動揺して、固まってる瑠姫くん。
まぁ、急に言われたらそうなるよな、、笑
「…っごめん、忘れt…」
『俺も』
「……え?」
__時が止まったような感覚。
空耳、だよな…?
「…今なん…」
『好き。拓実のことが好き』
食い気味に言われて、また訳が分からなくなる。
「す、、き、?俺の、ことが……?」
『そう、好きだよ。………恋愛として』
そう言うと少し俯く瑠姫くん。
耳が赤くなってる。
「…えっ?ほんま?ほんまに??」
『…うん。ずっと言えなかったけど_』
ぎゅっ
『!』
無意識に、俺は瑠姫くんを抱き締めていた。
「…良かった…俺…嫌われるかと思っててんっ…泣」
『なに泣いてんの笑 嫌うわけないじゃん。
ていうか、俺の方がびっくりした。まさか拓実の方からなんて…』
「うぅっ…泣 ほんまに良かった…泣」
俺の涙は、瑠姫くんの服を濡らした。
「あ、ご、ごめん…」
『ううん、大丈夫。我慢しないで?俺も気持ちの整理ついてないから、』
そう言って、優しく頭を撫でてくれる。
「ありがとう…っ」
俺も信じられない。
今夢の中にいるんじゃないかって思う。
…でも、瑠姫くんの声、体温が、その不安をかき消していく。
『…拓実、俺ら、付き合おう?』
抱き合ったまま、少し震える声で言う瑠姫くん。
「…うんっ!」
今までで1番、幸せな返事だった。