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10話 初めてのデートは刺激が強め
「お前が座るのは俺の隣だろ」
逢坂くんが、顎で隣を示す。
「あ、あの、でもこんなに広いのに……」
「忘れたのか? 俺たちデート中なんだけど」
(うっ……確かにデート中なら隣に座るくらいなんでもないことか……)
変に意識しちゃって照れてしまう自分が恥ずかしい。
「じゃあ、し、失礼します……」
おずおずと30センチ程空けて座る。
「何やってんだ。もっとこっちこいよ」
「え、でも」
「早く」
「わっ」
逢坂くんが焦れったそうに手を腰に回して私を抱き寄せた。そのせいで逢坂くんの胸の中に納まるような形で座ることになってしまう。
(こんなにくっついてたら、恥ずかしくて外の景色どころじゃない……)
それでもなんとか外を見ようと顔を上げる。けれど、目の前の窓には夜景****************************
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