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違う幻想郷

5 - ???5

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2022年03月13日

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私達は博麗神社に招かれた。

「あの、やっぱり、あなた達に頼るのはやめるわ。」

そこにいたみんなが驚いた顔をする。

それも当たり前だろう。

「は?なんでだよ!今の私達じゃ月の都に勝てない!もっとコイツラを頼ろう!」

魔理沙が大声で言う。魔理沙の言うとおりだと思う。

「だって、私達の事情を勝手に他人に押し付けているだけじゃない。こんなことしかできない私達が幻想郷を守る?そんなの無理に決まっているわ。私達は、仲間じゃなくて、強さがいるのよ。」

これには魔理沙も納得したらしく。口ごもった。

「ということは、こちらの霊夢たちに教えてもらうのはつよさってことですか?」

私はコクリとうなずいた。

こちらの私は何故か不満そうだ。

「何か妖夢に霊夢って呼ばれるのなれないわね…それじゃあ私達は、あなた達に、剣術や魔法とかを教えければいいの?」

私はコクリとうなずいた。話が早くて助かる。

「私はこちらの紫におしえてもらって、妖夢はこちらの妖夢に、魔理沙は、この世界のパチュリーに、幽々子は、映姫に教えてもらう感じでいい?」

三人共ちゃんと納得してくれたようだ。あとは相手がどれほどの強さなのかと言うこと。

あの月の都に住んでいるものだ。実力は申し分ないだろう。

「あの……みなさんお腹空いていませんか?今ご飯を作りますね!」

幽々子が微笑んだ。

「へぇー!そっちの世界の幽々子は料理が出来るのね♪………ゲテモノじゃないでしょうね?」

妖夢がすぐ応答する。

「いえ、幽々子様の料理はとても美味しいですよ。こちらの霊夢もきっと満足するはずです。」

妖夢がこちらの私の顔にズイッと近づく。

「わかった!わかったから〜」

霊夢さんは面倒くさそうに話をそらした。

「映姫とかにはきちんと話をつけておくわ、紫は、ソッコーOKすると思うけど。

妖夢も多分大丈夫。あの子短期間でかなりの力をつけたから勉強になると思う。

パチュリーも大丈夫。」

こっちの私はかなり知り合いがいるらしい。

「できましたよ〜!」

幽々子がごちそうを持ってきた。

「じゅるり……今夜は食べるわよ〜!」

こちらの私はかなり大食いらしい。次々と料理を平らげていく。

これにはさすがの私達も固まってしまった。

私達は、今日、博麗神社に泊まることになった。

正直とても楽しみだ。

「お!布団じゃん!うわー久しぶりに布団で寝るな〜!」

魔理沙は嬉しそうに言った。

よほど布団が恋しかったらしい。

「私は……もう限界です……寝ます…」

妖夢が死んだように眠り始めた。

色んなことがあったから仕方ないだろう。

布団もかけないで寝ていたので布団をかけてあげた。

私達もしばらく話したあと就寝した。

久しぶりにぐっすり寝られた。

「んっ」

私は大きく伸びをして紫と会う準備を始めた。

「おっ霊夢…いま起きたのか?遅いなぁ〜」

今は5時だから十分早いと思うけど……

「私達は、朝四時半に起きましたよ。しかも同時に」

……二人は流石だ。

この二人なら特訓なんていらないんじゃないか?

「すゃぁ……もう食べられない〜これ以上食べたらお腹破裂しちゃいますぅ~えへへ~」

一人まだ寝ている人がいるけど……

「ほら、幽々子様起きてください。今日は特訓ですよ。」

幽々子は眠たそうにまぶたをこすりながら起きた。

「ふぇ?特訓……たしかそんなことも行ってましたね……急いで準備しますぅ〜ふぁ〜」

幽々子は眠たそうにふらふらしている。

(大丈夫なの?)

「ぶぇっ」

幽々子は躓いて転んでしまった。こんなにドジだったとは……

幽々子の準備に随分と時間がかかってしまった。

「よし!みんな準備できたな!行こうぜ!」

みんな各場所へ向かった。

月の都には幻想郷神クラス第一位と第二位がいるらしい。

でも、そんな神様みたいな人なのなら、どうして私達の幻想郷の状況を見て止めないのだろう?

きっと良からぬことを考えているに違いない。

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