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広がった新聞紙にナイフを置いた怪しい占い師
宝石でも目に埋め込んでいるのかと言うほど綺麗な目を此方に向け何を占いたいんだ?という顔をしている
学校で『未来が見える占い師」という噂が広まった
ある1人の男子学生が
占い師の未来予知
という看板を見て試しに入り、
「嫌いな奴が居るんだ。彼奴は何時死ぬ?」
と聞いた
『うーん、その方の見た目のお写真などあり
ますか?』
写真を見せた所その占い師は直ぐにこう言っ
た
『なんという事だ、早くても明後日、遅くそも1ヶ月以内に死んでしまうな、此奴は、、』
その男子学生は半信半疑だったが、占い料を出し帰った
その嫌いな奴は1週間後車の事故で死んだら しい
この噂が広まり皆此処を探し回っている。
俺は此処を見つけて占いをしに来た
「俺が死ぬのはあとどれ位だ?もうこんな人生嫌なんだ、」
占い師は少し驚いたような顔をして少し黙り込み、
『…可哀想に、今週には死んでしまいますよ、、』
そんなに早く終われるのか。自殺だろうか。
もうすぐ1週間が経つ
日課の夜中の散歩をしていると、
人通りが少ない道で、前から人がこちらに向かって走ってくる
手には包丁
やっとか。やっと解放され
『占い結果合っていたでしょう?』
嗚呼、そういうことか。
あの占いは必ず当たる