1話完結

人は、死ぬと星になるんだって

私は不登校になりかけている。

毎日遅刻して。

学校で虐められている。

ぼーっとして学校が終わるのを待っていると

「はいこれ夏休みの宿題なー明日から楽しめよ〜」

そうか。明日から夏休みか。

やっとあいつらから離れられる

宿題は終わらせて、好きなことをした。

好きな天体観測

好きな散歩

好きな漫画を読む

好きなゲーム

でも時が過ぎるにつれ思い出すのは

学校

夏休みが終わってしまう

行きたくない

行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない

不意に

　　　最近ハマったSNSに

『夏休みがあと1週間で終わってしまうなんて嫌だ』

と投稿すると

直ぐにコメントが来た。

「僕も嫌だ。だから、僕はある方法で行かない。」

仮病とかだろうか？

無理に決まっている。

そう送ろうとした途端に、相手からメッセージ。

「首吊り」

そうだそれがあった

直ぐにロープを買って

準備する。

今日は8/31日

死ぬ前に、みんな今日はなにをするのか投稿を覗く

「死んでくる」

「ごめんねお母さん」

「ロープの準備できた」

等、たくさんの投稿が。

独りじゃない。みんな一緒。みんな一緒に死ねる。

そんなことを思いながら、9/1になった時計を見て首を吊った

今年、星が沢山見えるのは秋頃