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BAD END 2「誕生日プレゼント」
バドエン1の冒頭場面から
今日は2月9日。私は、「ある書類」を手に取り記入していた。
「同意するっと」
私はそれを病院に提出して、入院した。翔くんも一緒に。
翔くん視点
あれ?
なんで俺生きてるの?
すでに4んだはずじゃ…
「サムライ!」
「翔くん!」
「よかったッポロポロ」
みんな口々に言ってくれているが、一人だけ足りない。
「翔さん、この手紙を。レイナさんから預かっています」
そういって医者は一枚の手紙を渡してきた。
こんにちは、もしくはこんばんは!
目を覚ましてくれたかな?
この手紙を読んでいる頃には、私はもうこの世にはいないかも。
なんでかって?
私は、翔くんに、どうしてもどうしても、生きて欲しかったから、
誕生日プレゼントに、心臓をあげたんだ。
私の心臓と一緒に生きてね!
読み終わる頃には、手紙はぐしゃぐしゃに濡れていた。
その時、心臓が少し嬉しそうに鼓動した。
某年の、2月10日のことだった。