テラーノベル
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🦍→←🍆(両片想い)バレンタイン
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
短いお話です。 お楽しみください。
「ん……」
「え?」
実写での生配信中
携帯でカコカコ作業しながら、ウロチョロ動くぼんさんを「隣座れば?」と誘導する。
嬉しそうに顔を二パッと輝かせて隣に座る。カメラに満面の笑みを向けて照れて、少しずつお尻をずらして近づいてきた。
可愛い人だな本当に、と携帯を触りながらふふふと笑うとそれに気づいたのか「何よ〜」と睨まれた。
拗ねたぼんさんもすっごく可愛いけど、今は配信中。
少しでも気分を上げて欲しくて、席を空ける時に動かしたバッグから小さな紙袋を取り出した。
ん、と携帯から視線を外さずにノールックでぼんさんへ押し付ける。
え?なに?と焦りながらそれを受け取り「開けていいの?」と確認してくる。どーぞと答えると隣からガサガサと音がした。
「…………」
「…………?」
無言、
なに?と携帯からぼんさんへ視線を移す。
「……そこの美味しいらしいですよ?」
「…」
甘いの苦手なぼんさんでも食べれると思いますけど?
と付け足すと、ブワッと白い肌を真っ赤に染めて両腕で隠された。
コメント欄が凄い勢いで流れて読めない。
「ドズさん、今日、え、ん?何の日か知っててやってんの?」
「はい、バレンタインでしょ?」
「こ、れは、友チョコ?」
「なんで?本命ですけど?え?友チョコがいいの?」
「…いや、いやいやいやいや、配信中ですけど?」
「……あ」
配信してるのは知ってたけど、無意識にやってしまった。
「や、仕事仲間としてのありがとうの本命ですよ!!」
「だ、だよねー!!」
ははははとお互い真っ赤な顔で笑い合う。
なら俺もあげなきゃねとぼんさんが上着のポケットから手のひらサイズの袋を出して渡してくる。
まさか貰えると思ってなくて「え、ありがとうございます?」と間の抜けた返事をしてしまった。
いつでも渡せるように、そこに隠し持っていた事も可愛くてしかたない。
世間的に男から男へのチョコなんて不思議な物で、分かる人には分かってしまう甘い空気が二人の間に流れて、数秒見つめあってしまった。
ヤバいと視線を外し照れ笑い。
「さてと、コメント読みますかねぇ!」
ぼんさんが恥ずかしさを隠すようにPCを見て返事をし始めた。
俺もつられてPCを覗き込み頬と頬がぴとりと触れ合う。
「っ!」
2人して弾かれた様に飛び上がり、触れた頬を抑えて、「な!?」と叫んだ。
画面にはすごい数のコメントとスパチャが投げられていた。
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コメント
2件
かぁわい〜!と言っちゃうくらいかわいいです🥰ガッツリ本命雰囲気相手も分かってるから余計にドキドキしながら見てました❣️
どっちも可愛いし…ポッケからだすのもスマートだし…いやもう可愛いし…ッ赤スパぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!投げちゃいます