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目の前に座っている顧客の話を、うわの空で聞き対応していたら、ブラックが麗奈のテーブルの整理番号を機械からとった
まぁ・・・・彼は私の所に来るつもりなんだわ・・・
大きな巨漢が二人待合室に大人しく座っている姿はとても不思議で、もう一人の男性はスマホゲームに夢中になっている
どうやらブラックに付き添いでやって来たようだ、そしてブラックがこちらを見た瞬間、麗奈の肌はざわっと鳥肌がたった
もうそろそろ閉店時間だ、麗奈は覚悟を決めてブラックの整理番号を電光掲示板に映した
ほほ笑みながら彼が麗奈の机の前に座った
「ハイ!麗奈!」
「お客様に下の名前で呼ばれる覚えはございません、本日はどのようなご用件で? 」
ブラックの視線が麗奈の全身をなぞる、職場の制服なので緑とピンクのチェック柄でボタンを留めたベストに膝丈のタイトスカート、フラットヒールといった地味な装いだが
大きすぎると感じているバストのせいで、太って見えるのを嫌っている麗奈は、胸は強調されるが、細く見せるためになるべく体の線にそった小さめのサイズの制服を着用していた
そして今は、その制服姿の麗奈を特に胸の部分を中心にブラックは焼け付くほどの視線を浴びせていた
思わず頬が熱くなる
「新しく口座を作って、今までの公共料金と携帯料金の引き落としをまとめたいんですけど 」
低いバリトンのような声で言う、あいかわらずのお姉言葉