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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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side 青井 らだお



ある事件対応の時、

犯人を捕まえてその犯人の正体を

警察のプロファイルで見ていた


「あれ?みたことないし聞いたことのない名前だ。初めまして。えーっと、本名が神乃 ロードさん?」

「初めまして。青井らだおさん。」


俺の名前を知っていた

まぁ警察はそういうのバレるか…


「あなた…今は幸せですか?」


神乃さんは突然そんなことを聞いてきた


「え?まぁ、しあわせですよ。こうやって警察のみんながいて、弟もいて…、」


俺は自分の言葉に驚いた

でも何に驚いたのかわからない。

最近おかしなことがよく起きるな…


「では…その幸せも、もうすぐこわれちゃいますね。目覚めの時まで悔いのないよう過ごすことをお勧めします。」


犯人は意味のわからないことを言い始めた


「いったい何を、?」


俺が瞬きした間に、神乃さんは

いなくなっていた。


『犯人が歪みか何かかわかりませんが消えました、声も聞こえません。』


俺は無線でそう報告する


『なんて名前の人だ?』


無線が帰ってきて俺は、

神乃ロードさんと答えると、


『そんな人、いないぞ?事件現場に』

『…え?』


プロファイルを確認しても、

彼のプロフィールはなかった。

混乱するが、今はまだ出勤中、

終わった時に考えようと思い

他の犯罪の対応へ向かった。




side 青井ラディ


ある人が倒れていてため、診断をする

銃創があったし多分事件だろう、

警察では見たことがない、

おそらく犯罪者だろうと思い、俺は治療をして

起こす。


「ありがとうございます。私は神乃ロードですあなたのお名前は?」


神乃さんに聞かれた。

何故か少し躊躇をしてしまったが、

教えようとする。


「俺は、青井ラディです」


いつもは青井をつけず、ラディという。

そのはずだったのに、口が滑ったのか、

なんなのか、俺は青井ラディとフルネームで

答えた。


「青井ラディさんですか。あなたは今幸せですか?」


宗教か、?宗教系の犯罪者、?

そんなことを考えていた


「幸せ、っすかねぇ、先輩もいるし、人を起こしてありがとうって言われるの悪い気はしないですし。この町で警察をしている兄貴がいるのが少し不幸せに入りますけどね。嫌いだから」


幸せなのは事実だ

ずっと寂しかった昔より…


「そうですか。なら近いうちに貴方は完全なる幸福を手に入れる…とも言えないですかね。貴方のその彼を嫌いとする心が本当だとしても、貴方は幸せを手にすることはない。」


神乃さんはそれだけ言い残し、瞬きをした

一瞬のうちに消えてしまった。

その内容は俺には理解できなかった

でも彼を嫌いとする心が本当だとしても、の

彼は兄貴だということはわかった。

幸せになるとは言えない…

いったいどういう意味なんだ、?

俺はその意味が気になり

その一日はずっともやもやしていた。

双子じゃなければよかったのに

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