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「……じゃあ、僕と白石くんはここで、3人でしっかりお話してみたらどうだい?」

「瑞希泣かせたら許さないからね!」


悪びれることもなく愉快に杏と類は屋上から出ていった。瑞希は恥ずかしさで顔を真っ赤にし、彰人はまだ少し恥ずかしさが残りほんのり頬を染めている。冬弥はだいぶ冷静になったようでいつもの真顔だった。


「……さっきの、ショー。暁山の気持ちではあるのか?」


しばらく無音が続いて3分ほど。冬弥が口を開く。瑞希はもっと顔を赤くした。無言は肯定。そう解釈した冬弥と彰人は恥ずかしさが増した。


「……ごめんね、ボク、余計に2人を悲しませちゃった」

「……はぁ、オレも冬弥も悲しんでなんかねぇよ」

「あぁ、逆に嬉しいぐらいだ」

「うれ、しい……?」


瑞希にとって自分に好かれていることを「嬉しい」と感じる人は居ないも同然だと思っていた。だからこそ瑞希は彰人と冬弥に対してこの気持ちを隠そうとしていた。しかし今となってはどうだろう、冬弥や彰人は嬉しいというのだ。


「話変わるけど、オレらって付き合うのか?」

「俺は是非そうしたいが。3人で……か?」

「へっ……」


彰人と冬弥の視線が瑞希に向いた。2人が許可するのならばあとは瑞希の許可だけだろう。瑞希が許可すれば3人で付き合える。しかし瑞希にとってこうして付き合うことによって起きる可能性があるリスクが心配で心配で仕方がなかった。


「……はぁ、難しいこと考えなくていいんだよ、お前はオレらと付き合うか付き合わないか。これを選ぶだけだ」

「……いいの?」

「もちろんだ」

「……じゃあ」


「よろしくお願い、します……」


真冬の寒い時期。冬が彰らかになってきた頃、瑞々しい3つの恋が結ばれた。

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