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「…」
暗いベッドの中、寝返りを打つ。
ベッドが軋む音一つさえ聞こえないぐらいストレスが溜まっているようだ。
なにせこやつ、
はや数日寝ていないのだ。
(寝れない…)
理由は一つ。
自分の枕でしか寝れないのだ。
無論、英帝の枕はめっちゃ高級な奴なので。
なんか羽毛とかつまってんじゃないっすか(適当)
(この枕すごく寝づらいです…)
(クソほど固いし…
頭動かす度に中のビーズみたいなのががすごくうるさい)
ジャラジャラした音が耳に刺さるたびに、これでもかと言うぐらい頭が痛くなる。
(枕恐怖症になりそうです…)
枕は変えられないので仕方ない。英帝はそのまま羊を数えることにした…
翌朝
「114512匹…」
「114513匹…」
もはや十万まで数えることになった英帝。
寝れないし、羊は寝かせてくれなかった。
ビーズは羊の鳴き声のように響く。
「114514匹…」
どんっ‼︎
『ぼんじゅー⤴︎るー⤵︎!フランス帝国ですっ!』
ベッドの上でぶつぶつ呟く英帝の背後に、色男が侵入してきた。
『えいてー?おきてるー?』
顔を覗き込む。
「114515…」
「114516…」
もうフランス帝国の気配さえも感じ取れない。
『うわっっっクマやばっっっ』
『しっかり寝てる?睡眠キャンセル界隈なの?』
おでこを撫でる。
「114517…」
「114518…」
彼の目の前に見えるのは、ただの大勢の羊である。
『…はぁ』
『しょうがないなぁ…』
ポケットを探る。
『じゃじゃじゃーん!
眠気覚ましの一杯!candy tea‼︎』
☕️に注がれた紅茶(以下キャンディ)を取り出す。ポケットから。そう、ポケットから。
『はーい!英帝!
君が紅茶中毒だからって昨日買ってきたキャンディだよー!』
「⁉︎」
思いっきり振り向くと、音速でがっつく。
「ゴクゴクゴクゴク…」
「ハァァァァァ___」
安心したように一息つく。
薬(いいえ、キャンディ)を使ったかかのように目や眉毛が小刻みに動く。
目の焦点が合わず、左目は真っ直ぐカップを見つめているのだが、右目は半目開きで天井を見つめている。
《これ大丈夫⁇》
フランス帝国は初めて引いたかもしれない。
「Thathathathank u…
(あああありがとうございます…)
I’ve been looking for this one…」
(これを探していたんです…)
「Probably,I’ve had this one somewhere…but I‘ve never felt this feelings…」
(きっとどこかで飲んだことがあるはずなのに…ピンと来ない感覚…)
凄く幸せそうで歪な笑顔はフランス帝国をもっと引かせた。
「…目は、覚めましたね」
どうやら疲れは取れていないよう…。
『ふ、ふーん
ヨカッタネ…』
ちょっとビビるフランス帝国であった…
『さて本題‼︎
今日は何して(オモチャで)遊ぶ〜⁇』
色々なオモチャを手に取る。
次から次へと拷問器具を手に取るフランス帝国に無意識に嫌気がさす。
こちらがどれほど疲れているかと…
(こちとら疲れてるって言うのに…)
(またまた私に苦労しろと…)
紅茶をすする。
(どうしてやろうか…)
目の前のキャンディを見下ろす。
(っっっっっは‼︎名案‼︎)
(あいつを取り乱させましょう‼︎)
※無理です
以下、英帝の脳内リハーサル
「ワタシノ ハジメテノカタハ ソンナコト シナカッタノニー」
『エ エイテイノ ハジメテッテ ダレー ?』
「オシエマセンヨー」
『ワーヒドイ オシエテ オシエテ!』
「イヤデスヨ」
『ウエーン エイテイ ヒドイー』
以上、英帝の脳内
(きっとあいつは私の初めての方を持ち出せば一心不乱に聞き出そうとするに違いません‼︎)
※無理です
(さすれば奴は気になりすぎて夜しか寝れないでしょう‼︎いや夜寝れたら十分ですが‼︎)
(まぁ初めてなんて記憶にございませんがね‼︎
hahahahahahahahahahahahahahahaha___)
※皆様の想像にお任せします。
(まぁさっさと言ってやりますか‼︎)
(どんな反応するのか楽しみです‼︎)
「私の“初めて”の方はそんなことはしませんでしたよ(ドヤ顔)」
英帝は得意げに空のカップを回す。
『………………….』
『は?』
その場で固まる。
手に取っていたオモチャは床に落ち、単語を聞いた途端目は大きく開いた。
ラズベリーの奥にある黒い何かが出てくるのがわかる。
『 は じ め て ? 』
呪いの人形のような首がゆっくりこちらを向く。
真っ黒な目は睨まれるよりよっぽど怖い。
『初めてかぁ…へー…そ…』
圧をご丁寧に放ちながら歩み寄る。
その黒い雰囲気に英帝は気づいていない。
『だれ?』
真上から英帝を見下す姿は以前と強国を思い出させる。
腰に挿してある剣はさらに輝いて見える。
英帝には早く気づいて欲しいところ。
「秘密です♡」
英帝は圧倒的オーラを目に前によゆうぶっこいている。
なんなら反応してもらえて嬉しいぐらいにカップをクルクルしている。
『へ〜…』
できるだけ興味ない素振りをしたい心は、英帝には丸見え。
「どんな条件を提示されても教えませんからね!」
寝不足が一気に吹き飛んだよう。
『じゃあ…』
『力ずく…かな?』
フランス帝国はにっっっっこにこで英帝の布団を引き剥がす。
「ん?足さむ…
って下半身裸じゃないですかーーー⁉︎」
英帝はびっくりして叫ぶ。
なにせ自分の…あそこが丸見えになっているからだ。
『寝てる時も履いてなかったのに気づいてなかったの?』
フランス帝国の言葉にはなんの感情も感じられない。
そのまま華奢な太ももをなぞる。
その色っぽい手つきに英帝は息を呑んだ。
『まぁ吐くまで手でヤってあげるよ』
『君のとってはご褒美かもしれないけどね…』
「それってどういう…」
フランス帝国は英帝の隣に座ると、
後孔に指を突っ込む。
突然のことにびっくりして身体が震える。
全身の毛がよだつ。
カップは床に落ちて割れてしまう。英帝は隣にいるフランス帝国につかまる。
「…⁇⁇⁇⁇」
「…へ?」
身体はビクビクしているが、脳内はまだ整理がいっていないのかはてなマークが掲げられている。
『まだ中指だってば』
『しかも、いつも入ってるジュのやつの方が大きいでしょ』
そう言うと、フランス帝国は指を動かし始める。
「んッ‼︎あ”ッ⁉︎痛っ‼︎」
変に力が入って痛くて痛くてしょうがない。
フランス帝国が押す所は痣を抉っているぐらい痛い。
『…弱い所触っていい?
てか触るよ』
指がゆっくり前立腺を押す。
「あ”あ〜〜〜ッ⁉︎♡」
足腰がカクカクする。
ぎゅっとシャツを握る。
『はい。誰ですか〜?』
小刻みにトントンと叩いてみる。
フランス帝国は不気味に笑う顔一つ変えない。
「い”ッ♡う…ッ♡うぅ…♡」
(言ったら…もし言ったら…)
「やら…ッ♡しょこばっか…ッ♡」
きゅぅっとナカが締まる。
『さっさと吐いたらやめてあげる』
ビクビク身体が跳ねる。
甘い言葉は英帝の興奮を引き出すには最適だ。
「う…♡うぁっ♡ぐぅ…♡」
(やめるの…?)
((やめちゃうの…?))
「い…いわない…ッ」
英帝は涙目になりながらも、つった眉でフランス帝国を睨む。
『もっと激しくされたいの?』
きゅうっ♡
『…』
英帝は依然とフランス帝国を睨むだけだった。
ナカが締まったのは本当に身体だけ堕ちているからだろうか。
不気味な笑いが溢れる。
フランス帝国はさらに強く叩く。
「あ”ッ♡いあ…ッ♡いや…ッ♡」
英帝はさっきより強い感覚に悶えて、フランス帝国の胸に顔を埋めた。
『いっちゃえ…いっちゃえ…』
フランス帝国は耳元で囁く。
「い、♡言わないしイきませんッ‼︎♡」
英帝はフランス帝国の胸で叫ぶ。
一生懸命握られた跡がシャツについてしまう。
「う”ッ♡…あ”、あ”〜っ♡♡♡ひあッ…!♡
やら…っ♡や”…ぁ♡つよい…ッ♡…ん”ぐ…ッッッ♡」
英帝は必死に快感に悶える。
ジンジンした気持ちよさは英帝の体内に直接作用するように、全身に広がってゆき支配する。
何か気持ちい液体が、溢れそうだった。
「あ”ぁ…っ♡いぎゅ…ッ♡いぐいぐ!♡♡♡」
英帝は堪えていた快感が溢れ出すのを止められない。
激しく足腰を痙攣させて、達そうと…
『おっと』
フランス帝国は喘ぎを見逃さず、指を抜く。
細くなった目には、嬉しそうなラズベリーが宿っていた。
「っ」
あれだけ溢れそうだった液体は出ることなく戻ってしまい、物足りない感覚だけが残った。
足も腰も絶頂を迎える体制のまま震えていた。
『指が痛くなっちゃってさー(笑)』
言葉が出る口は綺麗な笑みを描いた。
フランス帝国は目を細めて嬉しそうな目で自分の服に掴まる英帝を見つめる。
「なんで…」
フランス帝国は耳元で囁く。
『はやく吐けばイけたかもね♡』
「…っ」
シャツを握る手が屈辱で強くなる。
ぎゅっと力を入れるとさらに激しく腕が震えた。
『まぁもう一回チャンスをあげるよ』
フランス帝国はまた後孔に指を突っ込んだ。
「…っ”♡」
新しい快楽に身体は喜んで、中指を締め上げる。
中指はまた英帝の弱点を徹底的に虐める。
「ん”…ッ♡…お”♡…や”ッッッ♡」
英帝はそれに合わせて身体を跳ねさせる。
指はしっかりと狙いを定めて決まった場所を攻め続けた。
『誰?さっさと吐きなよ
また指疲れ始めちゃった』
フランス帝国は強めに耳元で囁く。
重圧の中には英帝を弄んでいる楽しい甘い響きを孕んでいた。
「お”…♡イグイグイグ…♡♡♡」
ちゅぽっ
フランス座は濡れた指で裏ピースを作る。
『はーやく言いなねっ』
裏ピースはイギリスでの代表的な侮辱行為。
イギリスとの戦争中、フランス兵はイギリス兵の捕虜が弓を引けないように、中指と人差し指を取ったのが由来だとか。
英帝は悔しさか快楽でか、はたまた両方かで小刻みに震えた。
フランス帝国は嬉しそうに英帝を見下ろすと、また後孔に指を入れる。
「も”う”…!♡やあ…ッ♡♡♡」
数々の苦難を乗り越えた大国英帝は我慢強いのが唯一の弊害だったに違いない。
普通に吐くということが頭にないので、必死に快感に悶えているだけになる。
フランス帝国はぐ〜っと指の腹で押し込む。
「お”ッお”〜〜っ⁉︎♡♡♡」
英帝の足腰は意志に反して痙攣する。脳内はひたすら快感の信号を全身に送ることしかできない。
『なんで言わないの?
辞めてあげるって言うのにね』
『あ〜また疲れちゃった〜(棒)
早く言ってくれないかなー?』
フランス帝国にとって、英帝の答えは重要であったに違いない。が、段々と英帝の可愛い反応に魅了されて、犯していること自体が楽しくなってしまう。
「あ”ッう…⁉︎♡」
(イきしょ…♡イ”ぎだい”…♡)
(声我慢すれば、バレないようにイける?)
そう確信した英帝は、シャツを握る。
「あ”あ”ッ♡うッ〜〜〜♡♡♡」
(イクイクイク…♡♡♡)
英帝はやっと達せる嬉しさのあまり、フランス帝国をさらに強く抱きしめた。
だがしかし、フランス帝国は指を抜く。
『声出さなければバレないと思ったんだー?』
『残念♡お見通しだからね』
フランス帝国は濡れていない方の手で英帝を撫でる。
依然笑顔のフランスの内心も興奮で溢れかえっていた。
「…っ」
英帝はぽかーんとした顔でフランス帝国を見つめる。瑠璃色は訴えかけるように無言でメッセージを送る。
《なんでそんなに可愛い顔するのかなぁ》
《焦らすのって辞められないね》
フランス帝国はまた無言で指を入れた…。
「うッ…♡あ”ッん…♡」
イけないまま何十分も経ってしまった。
英帝の全身は快楽とそれに見合わない物足りなさが作用している。英帝の足も腰も、震えるのに疲れて力無く跳ねるだけになっていた。
フランス帝国はずっと指を動かし続けていた。
だがそろそろ、イきそうになれば抜いて休すむという姑息なくだりを何度も何度も繰り返して飽きてきてしまっていた…。
『チッ』
『さっさと吐けよ…』
指の疲れと、イライラとで動きはどんどん鈍くなってく。濡れるはずだったベッドは少しの水分も含んでいない。
『あーもういいや
イライラするから手っ取り早く吐かせちゃうよ』
フランス帝国は指を抜くと、自分のシャツを握る英帝を無理やり四つん這いにさせる。
「…っ!」
そのままチャックを下ろした。
『君だけ気持ちよくなる癖に、なんでジュばっか苦労しないといけないんだろうね?』
皮肉にしては重るぎる。すっかり黒くなったラズベリーからは不穏な匂いが漂う。
英帝はその匂いにすぐさま気付いて、ばっと後ろをみた。
「…い、入れるんです…?」
ビクビクした表情と裏腹に後孔はヒクヒク動いて喜んでいる。フランス帝国はそれを見ているだけでも満たされる。
『あぁ、今言ってくれたら辞めてあげてもいいけどね』
…
「…言ったらその方をどうするつもりなのです?」
英帝の予想は多分当たる。
なにせフラグを立てるのがとても上手だから。
『ん〜?とことん始末してあげちゃう』
にっこり嬉しそうに笑う裏腹、心の中では呪文のようにひたすら「56す」と唱えていた。
英帝はなんとなくその響きを感じ取った。言葉に詰まるので、ただただ睨みを効かせた。
『…言わないの?
言わないなら、はっきりと言わないって言って』
フランス帝国は英帝が言おうが言わまいが、◯す気満々だった。ラズベリーは甘い視線で英帝の言葉を待っている。ケーキの香りがしてきそうだ。
英帝は甘い視線とは逆に、瑠璃の冷えた色を表す。その苦い視線はまるでアッサムの苦味ように。
「…言いません」
英帝は白睫と下睫毛がくっつきそうな位鋭いジト目で睨む。
ただ、後孔のヒクつきが速くなっているのはフランス帝国には伝わっている。
『…あーらまぁ』
『早く◯されたいって?w』
興奮を含んだ嘲笑が部屋に響いた。
英帝は挑発に冷ややかな視線で返事をした。
『…♪』
フランス帝国は狙いを定めると、ゆっくりと挿入れ始める。
後孔は嬉しそうに飲み込む。
「…はぁ…ッ♡♡♡」
ナカが段々と広がる感覚に、全身が震えて反応を示す。カクカクと動く下半身は熱を帯びていた。
『質問が悪いから答えてくれないんだよね?』
フランス帝国は早く奥まで到達させたい気持ちを胸にしまい、平然であるかのように話しかける。だから声も、余裕であるかのように聞こえたる。
「…ん”…っ♡…ふん…♡」
フランス帝国の声が脳内で言語化できないくらいに、余裕がない英帝。
フランス帝国は返事がなくても続けた。
『じゃあ質問、変えようか』
くぽッ♡
奥まで入った音がなると同時、英帝はシーツを破けそうなぐらい握った。腰が浮き、跳ねる。
「ん”…!♡」
英帝は細めた目から大粒の涙を流すと、声を抑えようとシーツに顔をのめり込ませる。
『そいつのアソコとジュのアソコ…
どっちが大きい?』
英帝にナカを慣らさせるために、腰はまだ動かさない。が、期待で手が小刻みに震えている。
「…はぁ…ぅ…♡」
英帝はまだまだ余裕を取り戻せないのか、フランス帝国の言葉は聞こえてない。
『…答えろ』
フランス帝国は舌打ち混じりに放つ。
イラッときて、シーツを握る英帝の手をがっちり握る。
答えるまでは腰を動かさないつもりだ。
「…わ、わかんにゃい”…♡」
シーツ越しに聞こえるこもった声は、確かに聞こえいているはず。
だが、フランス帝国は不満そうな顔で英帝の背中を見るだけだった。
『はっきりと答えないと、動いてあげないよ?』
『…ずっと君の腰は止まらないみたいだけど』
フランス帝国はさっきから英帝の腰がおねだりしているのに気付いていた。
一方、英帝は全ての主導権がフランス帝国に渡っていることを悟った。悔しくてたまらない。…が、なんだかそんなことに興奮している自分がいるのに英帝は気づいていない。
「…ふらんしゅ♡」
『そっかぁ…』
見えない誰かとの競争に勝って優越に浸る。全身の力が自然に抜けた気分。
『じゃ、そいつとジュはどっちがかっこいい?』
フランス帝国は最奥をグリグリと掘る。どうせイかせないのに英帝の最もな弱点を攻めるのはタチが悪い。
「ん”ッ〜〜〜⁉︎♡♡♡…しょこ…ッ♡…しゅごい…っ♡…う”…ッ♡イ”ぎしょう…♡♡♡」
英帝はシーツに向かって喘ぐ。
浮いた腰は激しく揺れて上半身までもがビクつく。
「あぁぁぁ…♡イグ…♡イグイグ…♡」
力無く喘ぐ姿にフランス帝国は笑みを漏らす。
今、ここで達させまいと。
《バカだなぁ…本ッ当に♡》
フランス帝国は直前で腰を止める。
ピタリと止まった動きに英帝は何度も何度も味わったあの感覚を思い出した。
気持ち良いナニカが溢れそうなのに蓋をされるあの感じ。
『ばぁか♡なにイこうとしてんの?♡
ちゃんと答えてからにしなよ♡』
英帝の困惑した気配にいち早く興奮を示す。嘲笑とは言えぬ愛ある嘲笑を浴びせる口は、最大限まで吊り上がっていた。
不完全燃焼の英帝はひたすら中途半端な気持ちよさを受け止めるしかない。
「…っ」
『さ、答えて』
フランス帝国から英帝の顔は覗けないが、悔しそうな顔が自然に浮かんでくる。
「…ふらんしゅ…」
『BON GARÇON♡』
声の調子、トーンから感じられる悔しみはフランス帝国をさらに満たした。
ベッドのシーツに英帝の涙が染み込んで、灰色になってゆく。
今度は小刻みに突いてあげる。
「ひぅッ♡しょれ…ッ♡…ッだめ…♡
イかせないくせに…!♡…この…ばかっ♡♡♡」
奥に当たるたびに目の前で火花が散る。パチパチと幻聴が英帝を囲んだ。
『そいつとジュなら、どっちの方が好きかな?』
フランス帝国は期待の眼差しを向ける。小さな背中だけれど、この背中がいつか自分だけのものになればいいな、と少し願う。
きゅうっと目を瞑って、涙を堪える英帝は苦しそうな声を上げた。
「…ふらんす…ッ♡」
心の中では絶頂に達するフランス帝国は、英帝の腰をぐっと自分の方に引っ張った。
「お”…っ⁉︎♡」
『満点だね、英帝♡』
全身が震える。
見えない誰かは今、ハンカチを噛んで悔しがっているだろう。
「イ”がぜで…♡お願い…♡」
英帝の震える声は空気を揺らしてフランス帝国の耳へ届いた。
英帝は可愛い喘ぎ混じりの声を、どうにかしてフランス帝国に飲み込ませたい。
『大丈夫
最後に一問だけ…ね?』
フランス帝国のラズベリーは黒を手放した。
『そいつ…だれ?』
たったの五文字は、この状況を一転させるとは誰も信じられないだろう。
我慢強い英帝でも、もう限界。
「…お、おぼえてにゃい…っ」
英帝の腰が揺れる。
どうしても思い出せないので、もう逃げられない。
『…ここまで来て誤魔化すの?』
フランス帝国はまた黒くなる。
「…ちがう‼︎ちがう‼︎」
英帝は必死で声を上げた。
「本当に…覚えてない」
英帝の記憶がないのは歳のせいではない。
そもそも、ここに来る前からの記憶が曖昧になりつつある。
『…じゃあジュの努力意味ないじゃんか』
呆れてため息をつく。
黒はまたいなくなった。
「…」
「…♡」
英帝はそれどころじゃない。
早くイかせて欲しくて腰が止まらない。
頭の中は後孔の感覚でいっぱいになっていた。
『…イきたい?』
「…はい…♡」
とにかく顔は見えなが、足腰の震えから尋常じゃない興奮が押し寄せているのが分かる。
フランス帝国は舌舐めずりをした。
『えーどーしよーかなー(棒)』
『まー頑張ってくれたしー?ご褒美欲しいもんねぇ?』
フランス帝国はわざとおちゃらけて言う。たちが悪いのは十分承知だったし、でもそんなのに翻弄される英帝も可愛い。
英帝は泣き目上目遣いでフランス帝国を振り返った。
『はいはいちゃんとあげましょうね〜♡♡♡』
フランス帝国は英帝の気持ちいところを丁寧にゴリゴリしてあげる。
「あ”ッ…♡ぎも”ぢ…♡…奥しゅごッッッ♡♡♡」
英帝は気持ちよさそうに腰を揺らした。頭が真っ白になって、下半身の感覚だけに支配される。そして、何よりイけるのが嬉しい。ゴリゴリされるたびに我慢汁がポタポタ垂れる。
『大英帝国様〜?気持ちいですか〜?』
「う”ッ…♡う”ん”…♡これしゅぎッッッ♡♡♡」
いつもより素直になる英帝。
「あ”ッ〜〜〜♡♡♡イグ…イグ…イグ…♡♡♡
お”っぎい”の”ぐる”…っ♡アクメぐりゅ”ぅ♡」
足腰が段々震え始めて、最終的にありえないぐらいの痙攣になる。それにつられてナカがぎゅうぎゅうになって 出してください♡ とフランス帝国におねだりする。
『ごめんジュもイきそ…ッ♡一緒にイこ?』
二人は身体を震わせて白濁を吐く。
『うっ♡締めつけやば…♡』
「ん”ッ〜〜〜〜ッ⁉︎♡♡♡」
イってるのと同時に出されてそれ気持ちよくてナカが締まって、その締まりも良くてもっと出てきて、それも気持ちよくて締まって、それでまた…
二人は数秒の間、余韻で黙り込んだ。呼吸音しか聴こない。
「…はっ…はっ…はっ」
『ふー…ふー…』
肩で息をする二人はお互いに 身体の相性抜群じゃん とか考えているのである。
フランス帝国はゆっくりナカから引き出そうとすると…
「待ってください…」
震えた声で言う。
「今の…もう一回欲しい…」
恥ずかしそうに告げているのが分かる。
フランス帝国は嬉しそうに微笑むと、また腰を握りなおした。
『まさかおんなじこと考えてるなんてね』
そのまま一気に奥まで到達させる。
「お”ぉ⁉︎♡」
『もう初めてとかどうでもいいね
やっぱ英帝はジュと繋がる運命だったんだよ
これまでも、これからも♡♡♡』
この後英帝は顔真っ赤にして話してくれなくなりました。
🇬🇧「全然見つかんないですね…」
🇫🇷「兄さんの家にもいないとなるとなー」
二人は近くにあったス◯バで休息をとっていた。
イギリスが珍しくエスプレッソを頼んだら、苦すぎてフランスに譲ったと言うのは秘密にしといて…
🇬🇧「あの三人衆も当てにならないとすれば、もう打つ手なしではないですか?」
🇫🇷「…いや、」
🇫🇷「兄さん実は最近別荘を買ったらしい」
エスプレッソを啜る。
🇬🇧「…いかにもって感じですね」
🇫🇷「まー場所分かんなくってねぇ…」
つまんなそうに頬杖をつく。やる気は一応あるわけなのだが…
🇩🇪「おやどうしたんだ」
後ろからコーヒーが香ってきた。
🇬🇧「ドイツではないですか?」
🇫🇷「ヨーロッパ一の情報屋といえば、ドイツだってみんな言うだろうね」
🇬🇧「へぇ…」
二人はドイツを見て怪しげに微笑んだ。
🇩🇪「?」
続く…
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んー🫶🏻💕やった早く見れたッッ!! 嘘ついてる英帝可愛ッッッッ🥰🥰 Loveです🫶🏻💕Love🫶🏻💕🫶🏻💕 仏帝さん……寸止めとは……いいじゃないですか😇 😇 😇 声出さなくても相手がイクのわかる仏さんすっげぇ……なんでわかるんだっ!? あれ、英くんだんだん素直になって言ってる?あれれ????あれ((🤛🤛