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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。

※この作品とご本人様達は一切関係ありません。

※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことを、おすすめしません。

※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解よろしくおねがいします。




ut視点


今日はemと会う日や。


少し前、急にknが「emと会えるで!!」って言い出したんや。


ちょうどいい。この施設はただの病院ではないことが分かったから、


情報収集のためにも色んな人に会いたかった。


このことをemに言おうかはここ数日、ずっと迷ってはいたが


kn達がいたら言えんし、emが検査担当者と仲良くなってたら


秘密にできるか不安だから言わないことにした。


kn 「もうすぐでem達来るぞー。」


ut 「はーい。」


勉強しながら答える。


もう少し頭が良くなったら、知識が増えたら脱出方法が分かるかもしれないし、


なにか情報があったらほしいため、僕はずっと勉強している。


emと会うの久々やな、案外楽しみかも。


zm 「こんにちはー!!emsさん連れてきたでー!!」


em 「ちょッ、zmさん声でかい,,,!!」


突然、部屋の外から大きな声と、それに戸惑ってるemの声が聞こえた。


kn 「おぉ、きたきた。」


そういい、knはドアを開ける。


そこには、以前からなにも変わっていないemと、


フードを深く被っている男がいた。


ut 「em!久しぶりやな!元気しとったか!」


em 「大先生!私は元気ですよ。大先生、体調は,,,??」


ut 「僕も元気だよ!」


zm 「君がut君か!emさんの検査を担当してます、zmです。」


ut 「いつも弟がお世話になってます。」


zm 「礼儀のええ子やな!さすがは長男!」


kn 「zmさん、子供達だけで話したいこともあるやろうし、


少し部屋の外でお話しません??」


zm 「お、わかりましたー。いい子にしてるんやぞ、emさん。」


em 「はーい。」


そして、knzmさんは退出した。


ut 「,,,ごめんな、em。あの日、僕とsha急にいなくなっちゃって,,,」


em 「ほんとですよ!ほんまに大変やったんですからね!!


おかんは帰ってこなくなるし、家に大人達たくさん来るし,,,。」


ut 「え、?おかん帰ってこなくなったってどういうこと??」


em 「大先生とshaさんを探しに行って、家を出てったんですよ。


そしたら、いくら待っても帰ってこなくて,,,。」


おかしい。knから聞いた話やと、おかんはemciと来て、


帰ったって,,,。


ut 「おかんって今家にいる??」


em 「わかりません,,,。でも、家からここに来る時おかん、別の車に乗ってて

grさんがいうには”おかあさんは違う場所に行く”って言ってました。」

,,,kngrの話が矛盾してる,,,。


knの話は僕を安心させるための嘘だとしても、


おかんはほんとは今どこにおるんや,,,。心配やな,,,。


ut 「ciには??会えてる??」


em 「ciくんには3日に1回のペースで会えてますよ!!


ciくんは元気です!」


ut 「そっか、それならよかった。」


em 「shaさんには会えてるんですか??」


ut 「shaには会えてないんよ,,,。」


em 「えー!それは心配ですね、」


なんでemciは3日に1回会えてるのに、


僕とshaは会わせてくれへんのやろ。


何か警戒してる,,,??


いや、考察は帰ってからや。


今は情報収集に力を入れよう、と思っていたが


運悪くknzmさんが帰ってきてしまった。


knには信頼を取っていきたいから、変なことはできひん。


今日は一旦諦めるか,,,。


そして僕らは4人で仲良くお話をしたが、


有力な情報はなかった。


面会が終わり、zmさんとemは自室は帰っていった。


-夜-


kn 「おやすみー、」


ut 「おやすみ。」


最近、寝る時は部屋に1人でいさせてくれるから


考え事がしやすくてありがたい。


さて、今日の情報を整理すると,,,


①おかんがどこにいるかわからない。


emciは3日に1回のペースで会わせてもらっているが、


僕達は会わせてもらえない。


正直、僕はおかんがこの施設にいると思っている。


理由は2つ。


1つ目、僕らの血液が政府のほしい血液であった場合、


おかんもその血液を持っている可能性が高い。


2つ目、emciには油断して正しい情報を与えている可能性がある。


僕とshaがここに連れてこられるとき、めっちゃ反抗してたからなー。


あっちもあっちで信じさせようと必死なんじゃないかと思ってる。


emci が3日に1回会えるのも、2つ目の理由とほぼ同じで

信じ切っていない時に会わせるのは脱走の恐れがある、

と判断したのだろうか。

もしこれが合ってたとすると、よほど僕達に逃げられたくないんやな。


でもトイレで盗み聞いた話からすると、


僕の読みは合ってる気がするんやけどなー,,,。


やっぱりもっと情報がほしい。


そのためにはknからの信頼を勝ち取って、


色んな人に会ったり、色んな場所に行きたい。


絶対ここから逃げ出してやる。


そして、僕が絶対みんなを助ける。





投稿頻度少なすぎてごめんなさい💦

私今テスト近くて、部活の大会とかもあったので全然投稿できませんでした😭

第18話どうだったでしょうか!!

遅れた分、長めに書いたので楽しんでいただけていたら幸いです☺️

ゴールデンブラッド

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コメント

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ユーザー

初コメ失礼します。 大先生めちゃしっかりした長男でかっこよかったです! 続きも楽しみに待ってます。

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