コメント
6件
これを見る度ですね, 自分の部屋でブリッヂしながらハイハイしちゃうんすよ.(は?)
続き待ってます!
tn視点
tn「…ゾム…?」
zm「…ん?」
tn「ごめんな、置いてって。」
zm「…いーよ」
zm「もう、いいよ…」
tn「…?」
zm「…スッ」腕を見せる
tn「ッ…ほんと…ごめんな…ッ」
zm「…」
tn「こんな傷だらけになってんの…知らんくて…」
zm「うん」
tn「俺も…嫌で…ッ」
zm「うん」
tn「お前も…連れてけばよかったな…ッ」
zm「うん」
zm「怒ってない」
zm「怒ってないけど」
zm「あんとき、お母さんすごく怒ってたよ」
zm「倍にして殴ってやるって」
tn「ごめん…ッ」
zm「トン兄」
tn「…?」
zm「もう謝んな」
tn「…なんで」
zm「………」
tn「…?」
zm「なんでもいいやろ」
zm「…」
tn「せ、やな…すまん…」
zm「ん」
tn「俺、部屋戻るな」
zm「…うん」
zm視点
zm「…」
zm「怒ってないわけないやん」
zm「トン兄も一緒になって」
zm「殴ってきたくせに」
zm「俺の方が嫌だったのに」
zm「挙句の果てに自分だけ嫌になって逃げるって」
zm「…許せるわけないやん」
zm「今になってごめんなんて言われても」
zm「許せない」
zm「…お母さんどうなったかな…」
zm「お父さん…」
俺はリュックから家族4人で撮った写真と
3人で撮った写真を出した
zm「…お父さん…ッごめんね…」
全員、幸せそうだった
だけどよく見たら
お母さんが3人を睨んでいたり
トン兄とお母さんが殴ってきた跡がついた俺の写真もあった
zm「ッ」
zm「はぁ…」
zm「会いたいよ…お父さん…」
んなこと言ってたって
会えるわけない
zm「俺も死んでみたいよ…」
トン兄もストレスが溜まってたのは知ってる
でもだからと言って俺に当たるのは違うと思った
今のトン兄はどこか悲しい顔をしていて
前より優しかった
でも
許せない
過去は
変わらないから
zm「…トン兄なんか嫌いだッ」
syo「ゾムー?」
zm「!何…?」
syo「風呂入ろ」
zm「ん」
syo「…それ皆の写真か?」
zm「ッ!」
しまい忘れてた…
zm「ごめんなさッ」
syo「えあ、大丈夫か?💦」
zm「ッ…、、、」
zm「ごめん、しまってもいい?」
syo「もちろん」
zm「…」
syo「…トントン悲しそうやったけど」
syo「なんかあったん?」
zm「ッ…!なんでもないよ…」
syo「…そか」
シャオ兄は何かあるって分かってても
決して無理に聞こうとしないから好き
多分シャオ兄も同じだったんやろな…
zm「…シャオ兄」
syo「ん?」
zm「行こ」
syo「!おん」
zm「…ヌギヌギ」
syo「…なんか…」
zm「ん?」
syo「今思ったけど女だったらどーしよ」
zm「w男だから安心し」
syo「そーなんや…!てか笑った!」
zm「あ…」
そーいや笑うのも何年ぶりやろ…
zm「まあ、俺やって笑うよw」
syo「んふ、そりゃそーか」
syo「性別は内緒がいいよな」
zm「おん」
シャオ兄は俺のことなんでも分かってくれる
理解してくれる
zm「…シャオ兄ありがと」
syo「!おん!」
syo視点
zm「いただきます」
ut「おう食べろ食べろ!」
kn「食べんの早…」
zm「…美味しい…から…」
やっぱ話すの慣れてへんな…
tn「…」
kn「なんやトントン具合悪いんか」
syo「トントンなんかあったみたいやから無理に聞かんとき」
zm「…コクッ」
ut「ゾムが言うなら…」
syo「おい」
kn「www」
tn「ご馳走様」
ut「おう」
kn「無理せんといてな〜」
tn「…おん」
zm「…なんなんボソッ」
syo「…」
喧嘩でもしたんやろか…?
zm視点
なんなんや
トン兄
自分でやっといて勝手に落ち込んで
zm「…変なの」
昔からトン兄はおかしかった
俺を殴っては笑って
今はそれを後悔して勝手に落ち込んで
zm「…おかしいよ…こんなん…」
zm「…お父さん、ごめん」
zm「俺まだ、トン兄を許せない」
zm「いつかは許す…かも」
zm「…俺が死ぬまで見守っててな」
俺のせいで死んだ父。
大好きだった、優しかった父
zm「…ごめんな」
そのまま俺は、泣きつかれて寝てしまった