共依存 rbzm Part6 です!!
rbrさんがクズ化するかも!! knさん、utさん、zmさんが酷い目に逢います!!
地雷さんはブラウザバックお願いします!
ご本人様には関係ありません!
rbr side
朝目覚めて、半開きの目で時間を確認すると6時45分だった。結構いい時間。
ゾムはまだ寝てるみたいだから、ちょっと寝かせておいて朝ごはんの準備をする。今日もお母さんが買ってきてくれてた菓子パン。
今日のはクリームパンにしよっと。
キッチンまで菓子パンを取りに行ったあと、リビングに戻ると目を開けていたゾムがいた。もう起きたのかな。
🐹「 おはよ 」
💣「 うん おはよう 」
何気ない会話をするだけで、胸が高鳴る。
とりあえずはゾムと一緒に朝ごはんを食べないと、準備に時間がかかるんだから。
ゾムがおいしそうにクリームパンを頬張っているとなりで、俺はベーコンパンを食べた。ゾムがクリームパン食べたいって言ったから譲ってあげた。ゾムの頼みなら断れないし。
じゃあ、朝ごはんも食べ終わったし学校に行く準備をしないと。
洗面台に行って顔を洗って、学校の服に着替える。ランドセルに今日の教科の教科書を入れて、ランドセルを閉める。
計画の準備も完璧。
ゾムと手をつないで、一緒に登校する。
学校につくと、共通の友達の鬱とコネシマがゾムに声をかけてくる。体調大丈夫か?とか、なんの病気?とか。
正直言うと普通に鬱陶しい。俺のゾムに声をかけないでほしい。
まあそんなことも言えるわけないし。
じゃあ、計画を始めることにしよ。コネシマと鬱には、手伝ってもらわないと。
🐹「 コネシマと大先生、ちょっとこっち来て 」
🐹「 ゾムはちょっと待ってて 」
無理やり腕を掴んで、人気のない校舎裏まで引きずる。二人が「ちょ、ロボロ、何すんねん!」って言う間もなく、壁に叩きつけた。
🐹「 いい加減にしろよ 」
怒鳴り声と同時に、コネシマの胸ぐらをつかんで殴りかかる寸前。鬱も顔色変えて止めようとするけど、次は鬱の顔面のすぐ横に拳をぶつけた。壁が鈍い音を立てて揺れる。
🐹「 今から俺の言うことちゃんと聞けよ 」
🐹「 他の奴らにバラしたらどうなってるかわかってるよな? 」
🐹「 お前らの家族犠牲にするぞ 」
🐹「 俺はできるからな 」
コネシマも鬱も、完全に顔面蒼白。ガクガク震えながら、必死にうなずくことしかできてない。
🐹「 ゾムをいじめろ 」
🐹「 悪口言うのも、殴るのも、無視も全部 」
🐹「 泣くまで、壊れるまでやれ 」
🐹「 あいつは、俺のものなんだよ 」
⚽️「 ……わ、わかった…… 」
🚬「 やる、やるから……もう殴らないで、 」
俺はようやく手を離して、薄く笑った。特に深い意味はない。
🐹「 さっすがーー!頼むで? 」
そう言って、人気のない校舎裏を離れた。コネシマと鬱ならやってくれるって信じてる。だって、元友達なんだから。
帰ったとき、もう朝休みの時間は終わってて、もう朝読書の時間になってた。から、学校にある本を読んだ。
もちろんゾムが昨日読み終わった本。ゾムが読んでた本を読んでるって考えたら、もう堪らない。
ゾムは俺のほうを見て心配そうな顔をしてる。さっきゾムのこと置いていっちゃったからかな?大丈夫だよ、ゾムのために話してたんだ。ゾムが俺のことだけ見てられるようにって。
コネシマと鬱は、俺のほうをチラチラ見てる。生気がない目で。もう諦めてるみたいな顔で。あいつらにはいじめるしか選択肢がない。いじめないなんていう選択肢なんてないから。
授業中もずっと同じだった。ゾムは根に持つタイプだから、いや、さすがに根に持ちすぎだと思うけど、さっきの話してたことが気になってるみたい。コネシマと鬱もさっきと同じ。変わってない。
放課後。
教室の空気が一気に重くなる。
ゾムが机でプリントを整理してるとき、いきなり鬱が隣で机を蹴った。ガッシャンと音がなって、ゾムがビクッと肩を跳ねさせる。
⚽️「 なー、キモない?このガリガリ。 」
⚽️「 なんか病気持ってんちゃうん?笑 」
🚬「 いやー、マジで臭せぇし。 」
🚬「 触ったら病気うつるかもしれん、笑笑 」
コネシマがゾムのランドセルを掴んで放り投げる。ガツンと黒板の前に叩きつけられて、プリントも全部散らばった。
面白い。見てて簡単に友情は崩れるってわかる。俺とゾムはただの友情じゃない、信頼とか恋愛の関係まで行ってるんだから。
💣「 ちょ、おまっ……やめろって……! 」
必死で拾おうとするゾムの頭を、鬱が平手でバチンと叩く。
🚬「 しゃべんなや、病原菌 」
コネシマもゾムの背中を蹴り飛ばして、ゾムは床に倒れる。周りの生徒たちは見て見ぬふり。誰も助けない。
俺もまだ、助けない。このあとゾムが、俺に縋ってくるのをわかってるから。
ゾムに期待して、とりあえずは靴を履き替えに行くことにした。
帰り道。いつもはゾムと一緒に帰ってるけど、今日はあえて一緒に帰ってない。
途中で、後ろにゾムを見かけた。
ゾムはもう、涙も声も出せずに、フラフラと帰り道を歩いてる。そこに俺が迎えに行く。
🐹「 ゾム、大丈夫? 」
声をかけた瞬間、ゾムはビクリと震えて、俺にしがみついて泣き出した。これ。これを求めてたんだよね。あーかわいすぎてたまんねー。
💣「 ロボロ、ロボロ…… 」
💣「 こわかった……痛かった……!! 」
💣「 なんで、みんな、俺のこと……。 」
俺は優しく頭を撫でて、でも内心はぞくぞくする。これでいい。俺だけに縋るようになった。ゾムも俺だけ見ることで幸せになれると思うんだよね。
🐹「 大丈夫、だいじょーぶ。 」
🐹「 ゾムには、俺がついてる。俺だけが、ゾムの味方やからな。な? 」
ゾムは泣きながら何度も頷いて、俺の胸に顔を埋める。手は震えっぱなし。でも、それでも必死に俺を掴んで離そうとしない。
💣「 もう、ロボロだけ……
💣「 俺、もう、ロボロしかむり……」
その言葉を聞いた瞬間、俺は心の奥で確信した。もう、完全に俺のものになったんだって。
誰にも渡さない。誰にも、触らせない。
誰の目にも、映させない。
このままもっと、壊してあげる。
もっと深く、俺だけに依存させてあげる。
🐹「 俺も。ゾムがいないとダメなんだ 」
💣「 ……うん、うん……!! 」
💣「 すき、だいすき…… 」
昨日は付き合っても好きって言ってくれなかったけど、もう言ってくれるようになった。完璧に俺のことが好きになってる。
🐹「 俺も。 」
🐹「 愛してる 」
その俺の一言で、ゾムは泣いちゃった。多分嬉し涙だと思うけど。ゾムの涙をそっと指で拭って、優しく手を繋ぐ。
エスコートするようにゾムと家に帰る。俺の視界にはゾムしか見えなかった。
コメント
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神 。まじ で 神 。神 過ぎ て 語彙力 無く なり ました 。