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主「もし深澤さんが阿部さんの告白を断っていたら、、」
俺は彼を抱きしめたくなる衝動なんとか抑えて、口を開いた
ふっか「全部話してくれてありがと、、わら」
ふっか「でも、ごめんね。」
あべちゃん「、、、」
阿部さんは頷いたまま俺の次の言葉を待っていた
ふっか「俺はなべの事が好きなんだ、わら」
あべちゃん「、、そんなに」
あべちゃん「そんなに違いますか、?俺となべさんは」
ふっか「うん、、」
ふっか「阿部さんと話していくうちに記憶の中のなべの存在が」
ふっか「なべとの思い出が過去になってしまいそうでさ、わら」
ふっか「俺最初そのことがすっげー怖かったの、わら」
ふっか「でもさ」
ふっか「そんなことは全然なかったんだよね、わら」
ふっか「阿部さんは家族のことを大事にしていて」
ふっか「ストーカーみたいな俺にまで優しくてさ、わら」
ふっか「自分のなりたいものを探すのに一生懸命で」
ふっか「会って間もないけどわかるよ、わら」
ふっか「阿部さんはそういう人なんだろうなって」
ふっか「阿部さんの身体は間違いなく阿部さんのもので、だから」
ふっか「阿部さんが本物だと思う」
ふっか「俺は阿部さんのニセモノに恋しちゃったんだね、、わら」
子供の頃は雪が好きだったのにいつの間にか冬が来るのが億劫になっていた
出版の仕事は憧れで自分のやりたい事だった
嫌な部分が見えるようになってから仕事は仕事でしかなくなってしまった
変わらないものなんてないと思っていた
でも
なべへの想いだけは変わらなかった
俺は多分これから先もずっとなべのことが好きなんだと思う
あべちゃん「なんですか、それ、」
阿部さんは俺の胸に顔を埋めたままクスリと笑った
あべちゃん「自分の恋人の事をニセモノ呼ばわりするし」
あべちゃん「自分から俺の事をナンパしてきたのに振るし」
あべちゃん「最低ですよ」
あべちゃん「ほんと、最低だ、、」
ふっか「、、、」
あべちゃん「俺、もう貴方のことが嫌いになりました」
あべちゃん「だから」
あべちゃん「貴方とは、もう二度と、会いません、、、」
あべちゃん「さようなら、」
彼は俺のそばを離れるとくるりと背を向けて歩き出す
俺は彼の姿が見えなくなるまでその場で立ちすくんでいた
ふっか「(これ以上一緒に居ることはお互いにとって良くないから、わら)」
ふっか「(自分から別れを切り出してくれたんだね、わら)」
そういう不器用な優しさが彼らしくて
やっぱり彼は阿部亮平という1人の男の子なんだと
そんな当たり前のことに改めて気付かされた
𝑵𝒐𝒓𝒎𝒂𝒍 𝑬𝑵𝑫__
♡450
次回渡辺さん目線からです( . .)”