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『あ、すみません!』
『遅れてしまって…』
私は走って武田先生のところへ向かい、深く深く謝った。
「ああー!全然大丈夫だよ!」
「体調には気をつけて!」
『! はい!』
(武田先生優しくてよかった〜😭)
ほっとしながらもバスに乗りこみ、席に座る。さっきまで寝てたのに、すぐに私は寝落ちしてしまった。
・・・
「『お疲れ様でしたー!』」
烏野高校に着いてからはミーティングをして挨拶をした後、私は体育館を出ようとしていた。
(帰るの遅くなっちゃったな、)
そんなことを考えていると、後ろから明るい声が聞こえる。菅原さんの声だ。
「西川〜!」
『あ、菅原さん!』
「体調は大丈夫?」
『はい!もう落ち着いてます!』
「心配だから、一応送ってくよ。」
『え、ありがとうございます!』
その後は菅原さんと雑談しながらゆっくりと歩いて家に帰った。
・・・
私はお風呂に入って部屋着に着替えると、スマホに通知が来ていた。
(及川さんだ、)
【やっほ〜!及川さんで〜す!】
(この人、DMでもこうなんだ。)
〖私は西川ゆりです。今日はほんとにありがとうございました。〗
【大丈夫だよ〜!】
【てか、タメ口でいいよ?!】
〖え、でも及川さん先輩ですし、、〗
【いいから〜!】
〖わ、わかった?〗
【笑 慣れてないなー笑】
【また会えるといいな!おやすみ😪】
〖おやすみ。〗
(及川さんのテンションに押されつつ、私はDMを終えた。)
<続く>