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シ ン デ レ ラ ボ ー イ

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シ ン デ レ ラ ボ ー イ

1 - 第1話 シ ン デ レ ラ ボ ー イ

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12

2022年07月18日

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暗 く て 色 の 無 い こ の 世 界 が 嫌 い だ 。








ある朝ふと目が覚めた 。

最悪だ、またあの夢か 。。。

俺は大きな溜め息をつき、朝を迎えた 。

『はぁ、 』

『今日も学校でしょ  、早く動きなさい』

そんな母の声に急かされ俺は急いで、1 階へ向かった,

一階へ行くといつものように、 家族が揃ってテーブルにいていた  

俺は急いで朝食を食べ、父から逃げるように学校へ向かった。















下を向いて登校してると、

どん!……… なにかにぶつかった。

『すみません』

俺は咄嗟に謝った 。すると高いところから声がした 、

『あのアイドルオーディションに 参加してみませんか』

その言葉に俺は惑いを隠せなかった 、

え、俺?なんで?

『これから、   学校ですから』

俺はその場から逃げるように言った 。

『名刺だけでも』

俺は言われるがままに名刺と応募用紙 を受け取り急いで学校に向かった,





授業中も、休み時間も俺はあの、オーディションの事で頭を悩まされていた。

俺の父は医者で、母は会社を経営している。

そんな、凄い人から生まれて、期待されるはずだった俺は、勉強も運動も友人関係も駄目で、父からもう、期待もされることもなくなって言った。


授業が終わり、俺はいつも通っている所に向かった。学校から30分、駅前にある、図書館とカフェが一体化した、そこは俺の唯一の心の休められる所だった。

『やっぱ、落ち着く、、』

やけに人から注目を浴びている気がする、、

そう、俺は勉強、運動、友人関係はボロボロでも顔だけはいいのだ。

そんなことを、心で呟きながら、ミルクレープとブラック珈琲を頼んだ。ミルクレープと珈琲が届くまで、本を読んでいることにした。

ん、ある本と目があった。

『なんだこれ、』

その本は、自分であるために という本だった。

馬鹿げてる、俺はそう思ったけど、この本に出会ったのは何かの縁だと思ったから、読んでみることにした。

そうこうしている内にミルクレープと珈琲が届いた。ここのミルクレープは特別に美味しいし、コスパも最強だ。珈琲はまぁまぁかな。

ミルクレープを食べきり、珈琲が冷めてきた頃、本を読み終わったから、勉強をしようと思い鞄から教科書を取り出した、教科書開きふと思い出した。

『あ、応募、、』

どうしようか、頭を抱えているとき斜め後ろの席に座っている、俺と同じくらいの女子高生の会話が耳に入ってきた。

『ねぇ、あの人、イケメンじゃない?』

『え、どれどれ?』

『ほら、斜め前の人、!』

『あ、ほんとだ!モデルさんかな?』

『どうだろうね、、!』

顔がいいからと言ってモデルやアイドルに、なれる訳がない、ダンス、歌、またそれ以外の力がないと成り立たない。

そんなことを考えていると、父の顔が脳裏に過った。なんで、今なんだろう。そう思っていると、段々腹が立ってきた。見損なわれて。

俺は応募をしてみることにした。

順調に書き進めるなか、自己PRと言う欄で突然、ペンが止まった。

『自己PR、、、』

そんなものは俺にはない、唯一自慢できるのは父が医者ということと、母が会社を、経営していることくらいだ。

『あとは、、、顔?』

1人でぶつぶつ言っていると、さっき読んでいた、自分であるために の、本に書いてあったことを思い出した。俺は、それをとりあえず書いてみることにした。

『これで、、よし、』

書き終えると教科書と筆箱をしまい、席をたちあがった。ミルクレープ代と珈琲代を、払ってお店をでた。

お店をでて直ぐ俺は郵便箱を探して、応募用紙を入れた。












ーーーーーーーーーーーーーーーーー

※ 創 作 小 説 で す 。

※ ア ン チ コ メ な ど は 受 け 付 け ま せ ん 。

久 々 の 投 稿 で し た ね 、短 編 で ご め ん ね 

一 気 に フ ォ ロ ワ ー 様 が 1 0 人 増 え て て 驚 い た 笑 。

4 0 人 突 破 し た か ら 、次 は 6 0人 目 指 す 。


記 念 し て ア ン ケ ー ト 全 て に 答 え て 行 こ う と 思 う 。

コ メ ン ト 宜 し く お 願 い た し ま す


ば い ち ➰ ✋

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