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暗 く て 色 の 無 い こ の 世 界 が 嫌 い だ 。
ある朝ふと目が覚めた 。
最悪だ、またあの夢か 。。。
俺は大きな溜め息をつき、朝を迎えた 。
『はぁ、 』
『今日も学校でしょ 、早く動きなさい』
そんな母の声に急かされ俺は急いで、1 階へ向かった,
一階へ行くといつものように、 家族が揃ってテーブルにいていた
俺は急いで朝食を食べ、父から逃げるように学校へ向かった。
下を向いて登校してると、
どん!……… なにかにぶつかった。
『すみません』
俺は咄嗟に謝った 。すると高いところから声がした 、
『あのアイドルオーディションに 参加してみませんか』
その言葉に俺は惑いを隠せなかった 、
え、俺?なんで?
『これから、 学校ですから』
俺はその場から逃げるように言った 。
『名刺だけでも』
俺は言われるがままに名刺と応募用紙 を受け取り急いで学校に向かった,
授業中も、休み時間も俺はあの、オーディションの事で頭を悩まされていた。
俺の父は医者で、母は会社を経営している。
そんな、凄い人から生まれて、期待されるはずだった俺は、勉強も運動も友人関係も駄目で、父からもう、期待もされることもなくなって言った。
授業が終わり、俺はいつも通っている所に向かった。学校から30分、駅前にある、図書館とカフェが一体化した、そこは俺の唯一の心の休められる所だった。
『やっぱ、落ち着く、、』
やけに人から注目を浴びている気がする、、
そう、俺は勉強、運動、友人関係はボロボロでも顔だけはいいのだ。
そんなことを、心で呟きながら、ミルクレープとブラック珈琲を頼んだ。ミルクレープと珈琲が届くまで、本を読んでいることにした。
ん、ある本と目があった。
『なんだこれ、』
その本は、自分であるために という本だった。
馬鹿げてる、俺はそう思ったけど、この本に出会ったのは何かの縁だと思ったから、読んでみることにした。
そうこうしている内にミルクレープと珈琲が届いた。ここのミルクレープは特別に美味しいし、コスパも最強だ。珈琲はまぁまぁかな。
ミルクレープを食べきり、珈琲が冷めてきた頃、本を読み終わったから、勉強をしようと思い鞄から教科書を取り出した、教科書開きふと思い出した。
『あ、応募、、』
どうしようか、頭を抱えているとき斜め後ろの席に座っている、俺と同じくらいの女子高生の会話が耳に入ってきた。
『ねぇ、あの人、イケメンじゃない?』
『え、どれどれ?』
『ほら、斜め前の人、!』
『あ、ほんとだ!モデルさんかな?』
『どうだろうね、、!』
顔がいいからと言ってモデルやアイドルに、なれる訳がない、ダンス、歌、またそれ以外の力がないと成り立たない。
そんなことを考えていると、父の顔が脳裏に過った。なんで、今なんだろう。そう思っていると、段々腹が立ってきた。見損なわれて。
俺は応募をしてみることにした。
順調に書き進めるなか、自己PRと言う欄で突然、ペンが止まった。
『自己PR、、、』
そんなものは俺にはない、唯一自慢できるのは父が医者ということと、母が会社を、経営していることくらいだ。
『あとは、、、顔?』
1人でぶつぶつ言っていると、さっき読んでいた、自分であるために の、本に書いてあったことを思い出した。俺は、それをとりあえず書いてみることにした。
『これで、、よし、』
書き終えると教科書と筆箱をしまい、席をたちあがった。ミルクレープ代と珈琲代を、払ってお店をでた。
お店をでて直ぐ俺は郵便箱を探して、応募用紙を入れた。
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※ 創 作 小 説 で す 。
※ ア ン チ コ メ な ど は 受 け 付 け ま せ ん 。
久 々 の 投 稿 で し た ね 、短 編 で ご め ん ね
一 気 に フ ォ ロ ワ ー 様 が 1 0 人 増 え て て 驚 い た 笑 。
4 0 人 突 破 し た か ら 、次 は 6 0人 目 指 す 。
記 念 し て ア ン ケ ー ト 全 て に 答 え て 行 こ う と 思 う 。
コ メ ン ト 宜 し く お 願 い た し ま す
ば い ち ➰ ✋
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