テラーノベル
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「さっ!桜!ぼぼぼぼぼっ・・・僕もっっ!初めてみた時から君が―」
―ボスンッ―
「ボスン?わぁ!」
不信に思ってみるとなんと桜がジンの股間に顔をすっぽり埋めていた
「ささささ!桜っ!いくらなんでもそれは順番がっ!!いやっ!桜がしたいなら僕はいいけどっ!むしろして欲しいっていうかっ!ああっ!まずシャワーを浴びさせて!お願い!それからならいくらでも―」
次の瞬間、股間に顔を埋めている桜から大きないびきが聞こえて来た、ジンは思わず自分が期待した恥ずかしい誤解で顔が真っ赤になった
カァ~・・・「勘違いしてすいませんでした・・・」
ジンはガーガーいびきをかいて寝ている桜に布団をかけて、そっと涼やかなベランダに出た
:・.。. .。.:・
「ふぅ~・・・やれやれ・・・」
波の音が心地良く囁いで、そよ風が酔って火照った体を優しく冷やしてくれる
ジンはデッキチェアーによっこいしょっと座り、大きく深呼吸をした、先ほどの宴会の笑い声がジンの心に温かく蘇る
―桜のお母さんはちょっと怖いけど・・・みんな良い人達ばかりだな―
そんな良い人の山田家の皆を騙していることに少し罪悪感で胸がまたチクりと痛んだ、自分達は永遠の愛を誓って結婚したわけではないのだ
偽装婚は重罪と知りながらも彼女は仕事のキャリア、ジンは会社の存続を守るべく二人は契約結婚をした・・・半年間の期限付きで・・・
ボソッ・・・「半年経ったら・・・離婚だよな・・・」
ジンは大きくため息をついた、酔った勢いで桜に手を出さなくてよかった、淡路の風がのぼせ上ったジンの頭を少し冷やしてくれた
その時ふとテラスのジェットバスに目がいった、近寄って行ってカバーの下を覗いてみると、温かな湯気が立ち上がり、気持ち良さそうな気泡が噴き出してライトに照らされた湯が躍っていた
ジェットバスの作動音はとても静かでブクブクと低く、和らな音を立てている
「おお! ありがたい! 入ろう!」
ジンはそう言ってバスタオルを取りに部屋へ戻った、そこに桜が布団から起き上がっていたのでびっくりした
「わぁ! びっくりした!」
「う~ん・・・」
寝ぼけ眼で目を擦っている・・・まだ酔っているのかなんだか子供みたいで可愛い
「あ!起きたのかい?僕は・・・そのテラスのジェットバスに入ろうかなと思って・・・」
ジンが優しく声をかけると、桜はぼんやりとした目でジンを見上げた、そしてトロンとした目で桜が反応して立ち上がった
「お風呂はいるぅ~~汗かいて気持ちわるぃ~~~」
「わぁぁ! ちょっ!ちょっと!!」
ジンが叫ぶや否や、桜はワンピースを脱いで下着だけになった、あわててしゃがんで目を覆うジン
「さっ!桜!向こうで服脱いで!」
ペタペタ・・・
「おふろ~~~♪」
桜を見ない様に、小さく体を丸めているジンの前をブラジャーを剥いでポイッと床に捨てて、また数歩あるいて今度はパンティをポイッと放りだして桜は全裸のままベランダへ出て行ってしまった
「あ~・・・もう! こんなに散らかしてぇ~しょうがないな~桜は~」
(↑自分も酔っているので何をしているのかわかっていないジンさん)
いそいそとブラジャーとパンティを拾うジン
ボソ・・・
「やっぱり桜だけあってピンク色・・・」
じっと桜のブラジャーを見つめている自分にハッとし、ブンブン首を振る、それからなるべく見ない様にして桜のブラジャーとパンティを綺麗に畳んで布団の隅に置く
パシャッパシャッ
「あ~~! 気持ち良い~~♪」
「そりゃそうでしょうとも・・・」
自分が入ろうと思ったジェットバスに先を越されて一人リビングで正座でポツリと呟くジン・・・
とにかく今彼女はベランダで裸だ!リビングを移動するとベランダが見えてしまう!いかん!ここから動けん!
コメント
3件
桜ちゃん酔っ払ってるから自由過ぎる🤭 ジンさんもう一緒にお風呂に入っちゃいなよ🤣
わはははは🤣 これこれ桜ちゃんたら🤭 ジンさん半年後は‥👉️👈️なんてウジウジせずに好きな者同士早く結ばれてくださいな💖😄
桜ちゃん別の意味で最強だわ🤣🤣🤣ジンさん優しいねー 一緒にお風呂に入ればいいよ、きっと桜ちゃん覚えてないから😅