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stxxx . nmmn . 天使もの注意
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俺が、橙…とか言うやつ。
桃「 でも、容姿が全然違う 」
青「 輪廻転生に容姿なんて関係ないよ笑 」
「 …魂の形が同じなの 」
桃「 …魂、ね… 」
赤「 俺らからしたら普通だけど 」
「 この世界からしたら魂なんて曖昧なもの 」
「 御伽噺みたいだよね〜っ笑 」
黄「 …魂を見せたいですけど… 」
「 魂取り出しちゃったら僕達は… 」
青「 死んじゃうでしょ、笑 」
桃「 それはダメだな笑 」
黄「 …ダメ、なんですか…? 」
桃「 …はい、?? 」
黄が意味わかんないこと聞いてきて
正直ビビった
いや、でも俺の感覚からしたらダメだけど
コイツらと俺の感覚は違うよな
天使、悪魔と人間だもんな。
DNA、生きる世界、寿命、
常識、良識、普通、体の作り、全部が違う
黄「 …僕らが死んだらダメなら 」
「 なんで桃くんは死んでいいんですか 」
桃「 …あ、 」
そういうことか。そういう意味で言ったのね
黄が死にたいって思ってるのかと思った。
桃「 この中で死ぬのは、 」
「 俺だけでいいじゃん笑 」
桃「 俺が一番、寿命短いんだし笑 」
青「 …そう、だけどさ 」
「 僕らは桃くんに… 」
黄「 それ以上言ったら、 」
「 ルール違反になりますよ? 」
青「 …っ、… 」
「 …ごめんね、桃くん 」
桃「 なんで謝るんだよ笑 」
赤「 俺らは ” ルール ” に縛られて言いたいことも言えない 」
青「 …だから、申し訳なくて 」
桃「 人間だって言いたいことが全部言えるわけじゃねぇよ 」
俺は言えないことが多かったよ。
でもさ、お前らがいたから
桃「 人間だって言えないことの方が多い 」
「 それを、天使や悪魔に理解しろ、」
「 なんて言うつもりは微塵もない 」
言ったって、分かんねぇだろ。
そんな諦めをかけながら言った
全部、どうでもよくなった。
青「 …人間は、不自由だね 」
「 羽も無い、体も脆い、寿命も… 」
桃「 そう、人間は不自由なんだよ 」
「 そんな中、俺だけ自由になっていいのか 」
自由な人間なんてこの世に一人もいねぇ
でも、死んだら、きっと自由になる。
黄「 桃くんには、鎖があった 」
「 一ミリも動けないような鎖が 」
桃「 …母親、のことか 」
黄「 知らないよ 」
「 でも、あったでしょ 」
桃「 あぁ、あったさ 」
「 でも、それを壊したのは 」
赤「 どうせ、青ちゃんなんでしょ?笑 」
「 知ってるよ、笑 」
そうだよ。鎖を破ったのは青だ。
でも、でも、ッ゙!!
桃「 青だけじゃない 」
赤「 …どういう、? 」
桃「 黄も赤も、あの、橙とか言うやつも 」
「 俺の鎖の鍵だった 」
鎖があっても、それは必ず取れる。
俺の場合はお前らが取ったんだ
だから、もういいんだよ。
赤「 …覚悟が決まったような顔しないで 」
「 さっき、長く…って、ッ゙ 」
黄「 …っ、… 」
桃「 俺は、お前らと一緒にいたい 」
「 俺が死んだら、お前らと… 」
黄「 馬鹿なこと言うなッ゙!! 」
黄が怒った。
初めて、あんなに。
黄「 僕らは、桃くんを殺す、為に、っ 」
「 来たわけじゃ、ッ゙… 」
桃「 …なら、お前はっ゙!! 」
「 なんなんだよ、ッ゙!! 」
お前が俺を殺しに来たんじゃないなら
本当にお前は何なんだよ
何をしに、俺の目の前に現れたんだよ
何のために、俺を死の救済まで
引きずり下ろそうとしたんだよ
意味、わかんねぇよ
青「 僕、ら…は、ッ… 」
桃「 …お願いだ、青゙!! 」
青「 …約束、だもんね 」
「 満足、したなら… 」
桃「 ありがとう、っ笑 」
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青、ようやく名前を呼べた。
俺はたった数週間でも
お前らと一緒にいて変わったんだ
未来は見えなくなった
今を楽しめるようになった
初めて心を知ることが出来た
初めて、友達ができた
久しぶりに、笑えた
ありがとう。
俺は幸せだったよ。
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コメント
3件
最高すぎます、、!!✨ 何回も読み返します!!✨
ノベルじょーずすぎたよ尊敬だよストーリーさいこー🥲❤︎