この作品はいかがでしたか?
70
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どうも初めましてこんにちはもしくはこんばんは白鈴です!
初ノベルです!w
前回のこくびび書いてる時に若干似たシチュでいいネタ思いついたんで厨二病組で書いていきます!
kmm(攻)✕kit(受)
km『』 ki「」
nmmn&盛大なるキャラ崩壊注意
※純粋さん、夢女さん、kmkiが地雷の方は速やかにこのページを閉じてください
それではいってみましょう!いっとしょーたいむ!
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突然だが、かいにゃんはモテる。
活動者をやっている以上、活動に関わる様々な人達との人脈を築いておかなくてはならないし、そういった人達との飲み会や交流する場というのは当然出てくる。
今日もそういう事情で俺とかいにゃんは飲み会に参加していた。
冒頭の話に戻るが、表でこそ厨二病キャラで多少口調は荒いものの根は真面目だし(表でもそれが出てしまっている節はあるが)、柔らかい物腰、丁寧な言葉遣い、現に今もこの活動者同士の飲み会に参加している様々な人に話しかけられては1人1人に律儀に返答しているし、人当たりも良い。
そんな性格の彼ならば、話しかけたくなるというのも至極当然といったところだろう。
かいにゃんの気持ちが完全にこちらに向いているのが分かっているし嫉妬はしない、醜いから。浮気を疑うなんてもってのほか。
何も思うところがないと言えば嘘になるけれど。
などと言いつつ、かくいう俺も何人かから話しかけられている訳だが。
愛しい彼女について脳内で分析しつつ、酒を飲む。たまにならハメをはずしても問題ないだろう。
ふと気になってかいにゃんを見ると、少し赤く、とろんとした顔になっていた。結構酔っ払って来ているようだ。正直クる。
そこに1人の女性が近づいて来た。
いかにも男性ウケがよさそうな服装、おそらく今までモテて来て、自分に落とせない男はいないと自負しているタイプ。ぶっちゃけ俺の苦手なタイプだ。
そしてその女性がかいにゃんに話しかけ始めた。どうやら酔っているかいにゃんを介抱して、それをきっかけに落とそうという魂胆らしい。
艶々とした唇、髪をアップにしているせいでちらちらと見える項、二重の目。それがあれば俺の彼女を落とせるとでも思っているのだろうか。
俺からしたらその光景は滑稽でしかない。かいにゃんが好意を向けるのは俺だけなのに。
「大丈夫ですか…?よかったらこっちへ…」
「…んぅ……かもめん…」
「あ、あの…かもめさんじゃないですけど、私でよければ…」
「やぁ〜だ…!かもめん〜…きてよぉ…」
『はいはい…w大丈夫か〜かいにゃん、』
「ん…だぁいじょぶ…」
『結構酔ってるな…w』
そう。かいにゃんは酔うとめちゃくちゃ甘えたになる。というか子供っぽくなる。俺に対して限定で。
ちらりと女性の方を盗み見ると、ぽかんとしたような、そんな表情になっていた。その表情に少し優越感を覚える。
「なでなでしてぇ…?」
『いいよー。よしよーし』ナデナデ
「んぅ……すぅ…」
『あ、寝ちゃった』
『なら、俺はもうちょい飲もうかなー』
かいにゃんを膝枕したまま、俺はもう少しお酒を飲むことにする。今日はチートデーだ、チートデー。
酔いが回っているせいか、思考力や判断力が低下してる気がする。いや実際低下しているだろう。
そう思いながら、いま飲んでいる分で終わりにしようとグラスを空にする。
『かいにゃん、俺ちょっとトイレ行って来るから頭ずらすよー』
「ん…」
かいにゃんを畳の上に寝かせて、俺は席を立った。
トイレに行って戻って来ると、かいにゃんが目を覚ましているところだった。
瞬間、俺は一気に酔いが覚めた感覚がした。まあ実際そんな事はなかったのだが、感覚的にはそう感じた。
かいにゃんは酔うと、めちゃくちゃ甘えたになる。それだけでは無い。しばらくすると、とんでも無いキス魔になってしまうのである。
これは2人で宅飲みした時に気づいた事で、それ以降は、かいにゃんが酔った場合にすぐに連れて帰れるようにしていた。
先程、一気に酔いが覚めるような感覚がしたと言ったものの、同時にいい好機だと思った。
「かもめん!」
ぱぁっとでも効果音がつきそうな顔で俺を呼ぶかいにゃん。めちゃくちゃ可愛い。
「かもめん!ちゅーしよ!」
そう言って酔っ払いとは思えない程の強い力で容赦なく俺の顔を掴み、強引にキスをしてきた。
「んへ、ちゅーしちゃった!」
『分かったからほら、かいにゃん、もう帰るよ?』
『大丈夫?歩ける?』
「あるけなぃ…」
『じゃあ、ほらおんぶしたげるから』
『掴まって?』
「いや!おんぶや!」
「かもめん見えないもん!」
…つまりお姫様抱っこをしろと。ちょっと恥ずいんだけど…w …まあ可愛い姫の望みとあらば仕方ないか…
『よいしょ』ヒョイッ
「ふふ、かもめんだぁ!」
『ふふ、うん、かもめんだよーw』
「もっかいちゅーしよ!」グイッ
『っちょ…』
普通にキスをするかと思えば舌を入れてきた。
頑張って舌を絡めようとしながら、顔が蕩けているかいにゃんが可愛くて、俺も舌を絡める。
くちゅくちゅと若干卑猥な水音が響く。
『ぷはっ』
「プハッ…」
場は静まりかえってしまっているため、思った以上に音が響いてしまった。
『じゃ、俺達はこれで。失礼します。』
「ばいばーい!」ニコッ
背中越しに彼女を見ると、驚いているような、また悔しがっているような複雑な顔をしていた。
おおかた、俺にかいにゃんが好意を寄せている事への悔しさと、かいにゃんを落とせなくてバッキバキにプライドをへし折られた事へのショックだろう。
(ざーんねん♡)
かいにゃんの事を1番愛してるのは俺だし、かいにゃんが1番愛してるのも俺なんだよ。君みたいなぽっと出の奴になんて振り向く訳ないだろう?俺と同じ土俵にすら立ててない癖に、かいにゃんを落とそうとするなんて。そんな事、お前に出来る訳ないだろ?♡
彼女にしか見えないように、ぺろっと舌を出す。すると、彼女は絶望したような顔に変わった。
ふふ、実を言うと彼女がかいにゃんに話しかけに行った時、牽制のいいチャンスだと思って利用したのは内緒♡
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はい!いかがでしたか?
私、こういうモブが不憫っていうか、CPが見せつけてモブが絶望するみたいな話大好きなんですよ!
ちな今回は攻めが見せつけにしましたが、受けが計算でやってても好きです🫶
後、めっちゃ投稿遅れてすみません!
あの、最初の方しか書いてなかったんで被害は最小限だったんですけど、保存すんの忘れてデータ全部消えたんです!
…まあ言い訳ですけど🙄
っと!ちょっと喋りすぎたかも!
今回はこの辺で!
また見てね!
ばいばい!
コメント
2件
えぇ、このお話めっちゃ好きです😭💘 お互いにデレデレなの最高すぎます…🤦♀️ これぞ厨二病組!!!!って感じの小説すぎてめっちゃ刺さりました🥹💕 何回も読み返しちゃいます😳