コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夜が来た…森の奥のせいか星空がとても宝石の様に光り輝いている。
エトワール「もう夜だ…寝床を探さないと獣たちに襲われる…」
僕はエトワール、生まれつき親の血筋には無い白い肌、銀河系のような目、星のように光る金色の髪の毛、両親に気味が悪くて捨てられた…なんで僕を捨てたの…?
エトワール「おっ…良い建物を見つけた。今夜はここで野宿だ…」
建物はツタや苔植物で埋め尽くされ、今はもう誰も使わなくなってしまった展望台だった…明かりなどないせいか星空がとても輝いている。
エトワール💭(この生活…いつまで続くんだろう…)
森の奥にどんどん進み野宿で凌ぐ、まるで永遠に続く迷路の様にさまよっている。こんな生活は正直言ってうんざりだ…
寝ようとしたその時、天の川の中に1番光輝いている星があった。段々と光星が近づいて来た…!
エトワール「ウッ…眩しい…!」
目の前で光星が落ちやがて人の形になった、光が弱まり背が高く美しい女性がいた。
ミリア「星の子供、エトワールよ…」
エトワール「…!?なんで…僕の名前を?あなたは誰ですか?」
ミリア「私は、流れ星の女神ミリアあなたを銀河・アストロエデンにお迎えに参りました…」
エトワール「…え?僕…?」
ミリア「あなたは元々、星の子供だったのですが…神が間違えてあなたを下界へ落としてしまったのです…本当にすみません…」
エトワール「僕が星の子供…?」
ミリア「えぇ…そうです…下界はとても辛かったでしょう…でも大丈夫です…あなたを本当の姿に戻してさしあげます…」
ミリアは杖を振りかざし、エトワールに魔法をかけた。するとエトワールはボロボロの服が星のように輝く素敵な衣装になった。
エトワール「すごい…!これが僕の本当の姿…!?」
ミリア「さぁ行きましょう…エトワールよ…あなたのお友達が待っています…」
すると、ミリアとエトワールは宙に浮き、星空へと飛んでいった。
アストロエデンに着き、同じ衣装を着た同じくらいの年齢の子がいっぱい居た。
星の子「なになに〜?」
星の子2「あたらしいおともだちだ〜!」
そして今…あたらしいおともだちと一緒に時間なんて忘れるくらい銀河系を飛び回っている。
星の子「キャハハ!楽しいな〜!」
星の子2「ねえねえ!次はあっちにいこう〜!」
エトワール「うん!いこう!どこまでも!」
ここが僕の本当の居場所…凄く楽しい…凄く嬉しい…この幸せがいつまでも続くように…
HappyEnd