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身体抑制 ティアは施設の外へ出るドアを目指して走りました。鍵も探しながら。センサーが反応します。
ティアを治療してくれている精神科医の女性の先生ミリアと職員達がティアの行動を抑えます。「ティアもう夜なのよ、どこへ行こうというの?部屋に戻りなさい!」結局ティアはミリアと職員達によって部屋に連れ戻されました。ティアが動くのをやめようとしないので、ベッドの下に収納されている拘束具で身体抑制をされました。「ごめんなさいティア本当はこんなことをしたくないのだけれど」ミリアは謝ってくれます。「おやすみなさい」ミリアと職員達は部屋の電気を消して出て行きました。
ひとり暗い部屋に残されたティア。幻聴は天井に張りつき一部始終を見ていたのです。幻聴がティアに覆いかぶさり気味の悪い笑みを浮かべます。幻聴の黒い炎のような姿には目と口もついています。「もうお前に逃げ場はないんだ」
ティアは顔を背け、眠ろうと目を閉じていました。