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義勇と喧嘩してしまった。
俺が義勇と向き合わなかったから、
俺がヘタレだったから義勇を傷つけてしまった。なにしてんだよ。俺。
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俺は、女子に声をかけられ話していた時、義勇が大量の紙を運んでいた。
「お前なんで1人でこの量持ってんだよ」
「別に、1人でなんとかなる」
「あァ?」
怒ったらダメだ。
「そう言って、前回ばらまいてたのどこのどいつだよ。」
怪我して欲しくないんだ。
「いいから貸せ」
「いい、大丈夫」
「良くねぇ、貸せ」
「やだ」
「チッ、可愛げねぇな」
あ、言ってはダメな奴だ。
「…どうせ、私は可愛げなんてない。」
「あァ? 」
そんなことねぇよ。
「実弥はいいよね。なんでもできるから」
「何が言いたい」
「私はどうせ何もできない。迷惑しかかけることしかできない」
そんなことない。お前にしかできねぇことたくさんある。
「実弥は怒ってばっか。本当は私のこと好きじゃないんだろ。情なんだろ。」
「はぁ?何言ってやがる」
そんな訳ねぇよ。俺はお前が好きだ。
「じゃあなんで…」
義勇が泣いてる……。
「なんで、何もしてくれないの?実弥ために、可愛い格好しても褒めてくれない。」
可愛いかったよ。すげー。
「手を繋ごうとしてもキスしようとしても嫌がられて、私、どうしたらいいの?」
それは…心の準備が…。
「告白の時以外好きと言ってくれない。」
……それは……。
「私には怒ってばっかりなのに、他の女子には優しいよね。」
そんなつもりはなかったんだ。
「前世では嫌われていたから?男だったから?
こんなに好きなのは私だけだったのかなぁ?」
!そんなことはねぇ!
「実弥、別れよ。もう無理だよ。
別の人と幸せになってね。」
そう言って義勇は逃げるように去って行った。
俺は義勇を知らない内に傷つけていたのか。
俺、最低じゃねぇか…。
1人の大事な女を幸せにすることも大切にすることもできねぇのか…?