「静かにしろ!」
「あ、やっぱりしますよね?高橋さん」
「あぁ、足音がする。階段からだ。」
「扉から離れてください。皆さん。どうやらここは私と高橋さんで大丈夫なようです。」
俺と健介はゆっくり廊下にでると、そこには落としたロボットがいた。1部破損はしているが生命に関わりはしないだろう。
「どうしますか?高橋さん。」
「んなもん決まってんだろ。いくぞ!」
「やれやれ。仕方ないですね。」
俺と健介はロボット(向かって攻撃を始めた、さっきのを見ていた感じ、攻撃態勢になるには少し時間がかかるらしい、その間に破損した部分を殴ればこいつは壊れる。そう思って攻撃を仕掛けた。
「痛ってぇ!」
「そんな直で殴ったら骨、折れますよ。私のこれを貸してあげます。それで殴ってください。」
「おう、せんky。ってこれメリケンサックじゃねーか!なんでこんなもん持ってんだよ!」
「あ、言ってませんでしたね。ですが今話している隙はないので後から話します。」
『 ぴぴぴ…攻撃態勢に移行します。』
「やっべぇ!」
「おっと、予想以上に早かったですね。一旦逃げますよ」
「おい!かやの!遥輝!出てこい!逃げるぞ!このままだと死ぬ!」
「分かった!たかっしー!」
俺はかやのと遥輝を呼び健介と全力ダッシュで逃げた。もちろん、影は踏まないように少し間隔は取っていた。
そうしてかなりの距離を走った後、俺は健介に持っていた疑問を投げかけた。
「てか、お前なんであんなもの持ってたの?」
「ああそれはですn」
健介が喋っている時に『 H』と書かれたロボットが角から飛び出してきた。
「マジかよ。お前ら!にげろ!」
と言い、全速力で走っていると目にも止まらぬ速さで俺達を追い抜き、目の前に立ち塞がった。その時俺は首に怪我をさせられて、血が出ていた。
「お、おい。高橋大丈夫か?にしてもなんだよあいつ!さっきのやつと姿は同じなのに性能が全然違ぇ!」
「フーム。なるほど。どうやら2体で性能が違うようですね。『 Y』彼は全体的に普通でしょう。『 H』こいつはスピードが早い、この辺りでしょうか。」
と健介が分析していた時、
『 攻撃態勢に移行します。』
とロボットが発した。
「ヤバい!早くいくぞ!」
しかしこのロボットは準備に時間がかかっていた。しかも準備中は動けないらしい。動けない好きに俺達4人は逃げ切ることに成功した。
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