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【shp side】


目を開けるとそこにはチーノ様がいた。



ci「ショッピ…!!大丈夫…!?」



どうやら俺はうなされていたらしい。


shp「……コネシマ、様…」


ci「…?コネシマがどうしたん?」


shp「ぁ…いえ…」



コネシマ様は言っていた。

「俺も同じだ」と。



……会って話したいな。


でもいいのだろうか、俺が意見を言って…。

…やめておこう。


ci「とりあえず朝食食べに行こ!」


チーノ様は俺の手を引いて、廊下を歩く。

すると「あの人」に出会った。



shp「…!!!コネシマ様、!」


kn「!!ショッピ!!!さっきぶりやなぁ!!」



コネシマ様はそう言って俺に手を振る。


ci「…?さっきぶり?」


kn「おぉ、まぁな!!!」



さっき夢で俺に見せた顔とは違って、とても楽しそうな笑顔をばらまく。

でもきっとあれは「作り笑顔」というものだろう。


kn「今から朝飯か!ショッピくん、一緒に食おか~!!」


shp「ぅわ…!?」


そう言ってコネシマ様は俺の肩に腕を回し、机へと連れていく。



ci「ちょっと、、、ショッピいじめんといてやー!?」



遠くでチーノ様がそう叫んでいるが、コネシマ様は気にしていないようだ。


kn「おい、ゾム~ショッピくんもいれてあげてくれや」


シャオロン様を食害していたゾム様の方へ行く。



シャオロン様はゾム様の食害により気絶中。

その横でゾム様はニコニコと笑顔を振りまきながらロボロ様のお皿にご飯をのせていく。

しかし、ロボロ様もよく食べる人のようでゾム様の食害など気にせず、もぐもぐとご飯を食べ続けている。


…これが「カオス」と呼ばれる空間なのだろう。



kn「相変わらず派手にやってるなぁw」

「まぁ食害しない程度にショッピくんにも食わせてやってくれや」



コネシマ様は俺をロボロ様の隣に座らせ、肝心のコネシマ様はトントン様の方へ行き、何か話している。


ゾム様は俺のお皿の上にどんどんご飯をのせていく。


shp「……コネシマ様の、、」


zm「ん?」


shp「コネシマ様がここに来た時は、、、どんな感じだったんですか、?」



思わず聞いてしまった。

夢を見てからずっと気になっていた。

俺もコネシマ様のように笑う事ができるようになるのか。

コネシマ様のように、俺も誰かを救う事ができるのか。



コネシマ様のようになりたい。


でも俺なんかがなれる訳ない。



zm「…ショッピくんみたいなやつやったで」


shp「ぇ、?」


rbr「そやったなぁ…ショッピくんみたいにいつも静かで、あまりしゃべらんくて、心すらもあまり開いてくれんくて…」

「でも、心優しい奴やったなぁ…」



ロボロ様とゾム様は静かに教えてくれた。


zm「ほんまショッピくんの身体だけシッマに変えた、みたいな感じやったなぁ…」

あの時の感情をもう一度。

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