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『』
俺の親友が使っていたあだ名。
「らっだぁ」
「それじゃらっだぁ。急で悪いんだけど…」
「らっだぁにはさ今日から運営国の総統になってほしくて」
「は!?」
ふぅーと煙草を吸っていたきょーさんがギロリと睨む。だがその目はどこか優しい目をしていた。
「でも、なんで?きょーさんとかは?」
「まぁ運営で1番強いのは今んとこらっだぁだからね」
コンタミが口を開いた。
そう言われても自分は能力もまともに使えないしまた誰かを傷つける可能性もある。
「うーん…一旦考えとく」
「うん、分かった」
「それじゃあもう会議は終わり?」
「そうだね、今日の会議は終わり!」
そうレウが言うと一斉に立ち上がり部屋を出る。
ガチャ
部屋に入りボトンとベットに身を投げる。
「俺が総統?いや出来るわけがない」
額の上に手を置き深いため息をつく。
「うぅ」
あぁ寝ていたのか
「・・・?」
「え?なんか言った?」
ぱっと振り向く。
あぁ
「ぺいんと…か」
相変わらずオレンジ色の目は曇っている
「お前、俺らを殺っておいて総統になるのか?」
喉に何か引っかかって言葉が出ない。
「お前が殺した人達はお前を憎んでるよ、殺してしまいたいって」
体が震えてるのが分かる。怖いからじゃない。罪悪感に押し潰されそうで。
「ぺ、ぺいんと。ごめっ あ”っ」
息が出来ない。
バタリとその場に倒れ込む。
そしたらあの青鬼がやって来て手を伸ばしt
「あ”っ」
目を開けるとベットの上にいた。
これは夢なのか?分からない。でも逃げないと。
ベットから転がり落ち扉に向かって這いつくばるが 呼吸が上手く出来なくて首に手をあてる。
あ、これ駄目なやつだ。
段々視界がぼやけてくる。
そして何分も経たないうちに意識を手放した。