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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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主:え〜。はい。毎日投稿中なのに、休んでいて、すみませんでした!

みゆ:休んでいた代わりに、あと4日、毎日投稿プラスするってさ。



「遅れましたぁ!すみませ〜ん!」


「遅い!」


「ごめんって!莉犬くんにあのこと話してたら遅れたの!」


「え!言ったの⁉」


「うん。信じてくれたよ。」


「よかったね!…って、早くしろぉ!」


「ひゃぁい!」



ったく、いくら家が金欠だからって、こんな仕事までさせられるとは…。


僕は、元は子役として、本名で活動していたんだ。


でも、親が離婚して、お母さんがタヒんじゃってからは家にあまりお金がなくなったの。


その時お兄ちゃんは受験勉強で、末っ子2人は小さかったからって。


それに僕が女子だからって、


“モデル兼アイドル”までやらされるとは…。


プラス声優とか、女優とか。


まぁ、恵愛が一緒にやってくれてる分、マシだね。


「美菜ちゃ〜ん!スタンバイOK?」


「あ、は〜い!」


「あ、そろそろ”撮影”だって〜。」


「OK!」




「じゃあ、次は、このポーズで…。」


いつまでやらせる気だ。この坊主頭。




「(´Д`)ハァ…。」


今日はいつもに増して疲れたよ。


あの坊主頭💢


こんなに撮影長引かせるなんて、いい度胸してるな💢


こっちじゃ、○ることもできなくないからな💢←


今度は、スタンガン持ってくぞ💢


そのおかげで、家に帰ったら?


まずお兄ちゃんたちに怒られるでしょ?


それから莉犬くんの事情聴取でしょ?


その後にたんまりとたまった宿題を終わらせるでしょ?


晩ごはん作るでしょ?


明日は朝からレッスンがあるから、朝ごはんも作るでしょ?


「(´Д`)ハァ…。」


多すぎるよ。



「只今戻りました…。」


えっと…今は6時4分。門限は?6時…。


怒られるの確定だ。屋根の上飛んできたけど、間に合わなかったか…。←


「あの!なんでこんなに遅いんですか⁉早く作ってください!」


「は〜い…。」


「なに呑気に返事しているんですか⁉早く!」


なんで僕が怒られるんだ?あれぇ?忘れちゃった(笑)←


結局食べないけど、ま、とりあえず、これと…。


『冷蔵庫入れといて。』


ん?


「あ、うん。」


『明日の朝、食べるね。』


『OK!』


手話、できるんだっけ…。


あ、お母さんが病気になった時、みんなで覚えていたな…。


僕は一人で部屋に籠もって手話勉強してたから、みんなより早く覚えたけど(笑)。


「かんせ〜い!オムライスだぁ!ボソッ」


「明日はパンケーキでも焼くか。」

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