あのあと、沢山ヤッて、帰宅したのは深夜一時だ。眠くてグズる白瀬さんをお風呂に入れ、パジャマを着せて、一緒に寝た。
で、俺はさっきのことを思い出すと寝られないわけだ。最近寝不足なのに目を閉じても寝られそうな気配がない。今日もオールかな、明日大丈夫か…?色々考えていたが、愛らしい白瀬さんのお陰で少し元気が出た。
朝だ。紫原くんは…寝てるか。昨日は結局立てなくて運んでもらって…その後は寝ぼけて覚えていないが、色々大変だっただろうな。そしてなかなか寝付けなかったのだろう。目の下にはクマができている。
…俺がこんな体のせいで。迷惑沢山かけてしまっているのだろう。今日は、仕事変わるべきだろうか。
取り敢えず、ご飯を食べてもらうことも大切だ。俺は気持ちを入れ直し、リビングへ向かった。
今日は元気が出るようにと少し甘めの卵焼きや、味噌汁、ご飯と、肉味噌まで作ったのだが、起きてくる気配がない。…いつもなら起きてくるのに、やっぱり無理が響いたのだろうか。
今日は一人で出勤しようかな。一日くらい休んでもらおう。
スーツに急いで着替え、髪を束ね、置き手紙を置く。起こさないよう、そっと家の鍵を閉め、職場へ向かった。
紫原くんから連絡があったのは昼の二時頃だった。相当疲れていたのだろう、今起きたようだ。
今から職場に向かいますと言われたが、今日は疲れているので無理をせず家にいてくださいと、仕事を変わった。
このくらい、どうにかなる。いつも頑張りすぎる紫原くんだ。今日は少し恩返しができていたら、いいな。
俺が起きると、もう二時でとても遅刻…ではなく大々遅刻といったところだろう。どうしようと、慌てたが白瀬さんの置き手紙を見て少し安心した。
【mfくんへ おはようございます。最近は無理をさせすぎてしまいましたね、ごめんなさい。今日は仕事を変わりますから、ゆっくり休んでくださいね。そういえば、帰りに最近気になっていた抹茶のお店でテイクアウトしてくる予定なので、お腹開けててくださいね。あと!家事は俺がやるので、今日は何もしないでくださいね。頑張りすぎです。今日くらいは頼ってくださいね、大好きです。 dnq】
少々ゴリ押しな文章だが、白瀬さんの温かさが伝わってくる。
しっかり冷えてしまっている、白瀬さんの料理を温め、甘い卵焼きにかぶりついた。皿洗いもしちゃあだめだろうか。…それも家事っぽいな。今日は甘えさせてもらおう。
NEXT♡1000
コメ返遅れますが絶対します!!!
なんかそろそろ完結…(
コメント
6件
手紙の内容が可愛すぎて、私の荒んだ心が癒されます…♡ そろそろ完結なのですね、完走楽しみです頑張ってください!!
dnちゃんmf君のために頑張ってるな、dnちゃんしっかり休んでね! いよいよ完結ですか! 頑張ってください!! 応援してます!!
完結?!?!嬉しいけど悲しい⋯(?) mfくんのために尽くすdnちゃんの頑張りが健気すぎて⋯🫶