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『君が沼るのは、私の計算内。―めろ式恋愛テクニック30選―』
Chapter 1〜5(めろ × 山本の対談編)
Chapter 1:計算じゃないよ、戦略だよ?
山本:めろってさ、本当に全部“計算”でやってるの?
めろ:ううん、“戦略”って言って?そっちのほうがカッコいいから♡
山本:でも、なんでそんなに人の感情、うまく動かせるの?
めろ:だって相手の感情を動かすには、自分の想像力が豊かじゃないと無理だもん。
想像力って武器だよ。こっちが感情のレイヤーを読めなきゃ、操作なんてできない。
山本:なるほどね…。てか、操作するつもりで接してんの!?
めろ:ちがうよ〜、惚れてもらえるように“誤解”させるの♡
山本:やっぱ怖え〜〜でも沼る。
めろ:でしょ?♡
Chapter 2:矛盾を愛せ。「好き」って言わない、でも離れない。
山本:ねぇめろ、それって矛盾してない? 好きなら好きって言えばいいのに。
めろ:それが言えないように見せるのがテクなのよ。人って“矛盾”に一番心を奪われるの。言葉では突き放してるのに、行動が優しかったら?
山本:…気になる。距離感わかんなくて混乱する。
めろ:そう、それが狙い♡ 「なんなん…この人」って思わせる。その“なんなん”が一番のフックになる。
山本:つまり、相手の思考をわざと乱す。
めろ:そう。恋は論理じゃない。矛盾だらけの方が、ハマるんだよ。しかも、こっちは全部計算してる。
山本:あ〜〜〜沼。俺、既に沼ってない?(笑)
めろ:計算通り♡
Chapter 3:予想通りの言葉は、飽きられる。
山本:この前、誰かに「かわいいね」って言ったらスルーされたんだけど…
めろ:そりゃそうでしょ。予想されてんだもん。
山本:え、じゃあ何て言えばいいの?
めろ:例えば「今日、なんか毒っぽい雰囲気あるね」って言ってみな?
山本:毒っぽい…?褒めてる?
めろ:ギリ褒めてない。でも印象には残るでしょ?恋愛ってのは「記憶に残る言葉」を選ばなきゃ。
山本:なるほど、刺さるより、引っかかる言葉の方が強いんだ。
めろ:そう。で、「それどういう意味?」って聞かせたら勝ち。会話が続くし、印象も深くなる。
山本:めろの会話って、フック多すぎて離れられない。
めろ:言ったでしょ、全部計算♡
Chapter 4:素直は武器、だけど主導権は渡さない。
山本:素直って大事ってよく言うけど…めろはそんなに素直じゃないよね?
めろ:ふふ、それはね、「素直そうに見せるのが上手い」ってこと。
山本:あ〜、たまにめっちゃ甘えてくる時あるけど、あれ演出だったの?
めろ:もちろん♡ 甘えはするけど、主導権は握ってる。そこがミソ。
山本:主導権を渡さずに、甘えるってどういうこと?
めろ:「頼るふりして、操作する」ってことよ。例えば「○○くんにしか言えない」とか言って、相手に特別感を持たせつつ、こっちがコントロールする。
山本:完全に俺それで落ちてるじゃん…。
めろ:はい、また計算通り♡
Chapter 5:不安は香水。ふわっと香らせて、忘れさせない。
山本:不安って、相手を遠ざけるだけじゃないの?
めろ:それは“与えすぎた不安”。ポイントは“ふわっと香る程度”にすること。
山本:香水みたいな?
めろ:そう♡「あれ、今日ちょっと冷たくない?」くらいで止めとく。すると「なんでだろ」って考えるよね?
山本:確かに。俺ならすぐ気になる。
めろ:でしょ?その“気になる”が、あとあと効くの。記憶の奥でリピート再生されるから。
山本:香水っていう例え、妙にしっくりきた…。
めろ:でしょ♡ 恋も香りも、“残るもの”が強いの。