テラーノベル
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もはや、どれだけの時間が過ぎたのかも分かりませんでした。童磨の瞳は、これまでに見たこともないような熱を帯びて濁り、しのぶを逃がさないようにその細い体を下敷きにしています。彼はしのぶの耳元で、甘く、それでいて飢えた獣のような声を漏らしました。
「しのぶちゃん……君の中は、どうしてこんなに温かいんだろう。出すたびに、もっと奥まで君の色で染めたくなってしまうよ」
そう言いながら、彼は一度も繋ぎ目を離すことなく、再び腰を深く沈めました。
しのぶの体は、繰り返される激しい愛撫と、体内に注ぎ込まれ続ける彼の熱によって、限界を通り越して陶酔しきっていました。彼女の細いお腹は、彼が何度も注ぎ込んだものの重みで、かすかに膨らんで見えるほどです。
「あ……っ、ぁ……また、熱いのが……入って、くる……っ」
しのぶは、快楽で焦点の合わない瞳を揺らし、童磨の背中に回した腕に力を込めました。彼が奥を突くたびに、あふれ出した熱い液体が二人の肌の隙間から滑り落ち、シーツを濡らしていきます。
童磨は、しのぶが震えるたびに歓喜の声を上げ、彼女の首筋に歯を立てました。
「全部、僕のものでいっぱいにしてあげる。君の心の隅々まで、僕の熱以外は何も考えられないように……」
「……っ、ふ……あぁぁっ!」
しのぶの絶叫が響き渡るのと同時に、童磨は再び、彼女の最奥で熱い奔流を解き放ちました。何度も、何度も、休むことなく注ぎ込まれるその重厚な愛の証に、しのぶは全身を反らせて絶頂を迎えました。
彼女の体は、文字通り彼の一部に塗り替えられていくような感覚に包まれていました。
行為が終わっても、童磨は繋がったまま彼女を抱きしめ、お腹に優しく手を当てました。そこには、二人が愛し合った証が、はっきりと熱を持って宿っています。
「見て、しのぶちゃん。僕たちがこんなに一つになれた証拠だよ。幸せだね……」
しのぶは、荒い息をつきながら、彼の腕の中で幸福感に満ちた涙を流しました。憎しみも毒も、すべてが彼の熱によって押し流され、今、彼女の体はただ、童磨という存在だけで満たされていました。
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