テラーノベル
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⚠️注意⚠️
・wntt(🍱🦖×🤝)です
・年齢操作有り
・キャラ崩壊口調迷子注意
・今回視点がころころ変わります
wn side
まだ幼かった頃、
wn「ぁ、ttぅー」
tt「、?ぁ、!wnくんっ、!」
僕らは公園の近くの花畑で遊ぶのが日課だった。
wn「それなぁに?」
tt「はなかんむり!きのうおかあさんにね、つくりかたおそわったの!」
wn「へぇ〜っ、すごいね~!」
tt「wnくんにあげるためにつくった!だからあげる!」
wn「え、いーの、?」
tt「うん!」
そう言って君は僕に花冠を被せてくれた。
桃色とか赤色とか、暖色の花で作られた、不恰好な花冠。
wn「(じゃあ、ぼくもなにかしたいな……)」
そう思ったから、なんとなく僕が着てた薄手の白い上着を被せた。
上着だったけど、薄手で透けてたからヴェールみたいで。
僕を上目遣いで見上げるtt、本当に綺麗で可愛かったんだ。
tt「っわ、!?…?なに、?」
wn「ぼくもおかえしに、なにかしようかなって!」
僕は前屈みになって、上着を頭から被って地面に座る君に、キスをした。
tt「んむっ、?…wnくん?」
wn「これがぼくのおかえしねー!」
tt「!えへっ、ありがとぉ!」
あまりに綺麗だったもんだからキスしたくなって、それをお返しと称したのだが…
今思えばこれは本当にお返しと言えるんだろうか。
wn「懐かしー……」
ふとバーで思い出した小さい頃の記憶。
手元でカラリと鳴るグラスを見つめたまま、彼は…ttは今頃何をしているんだろうかと考える。
wn「…なぁーんか、お酒飲む気分じゃなくなっちゃった。」
wn「もう出よっ」
お金を払って外へ出ると、冷たい風が正面からぶつかってきた。
せっかく故郷へ帰ってきたというのに、これじゃあなんだか興醒めだ。
wn「もう夜も遅いしなぁ、家帰るかぁ~…」
この割と都会寄りなエリアは僕の実家からタクシーで20分ほど。
大きな建物がちらほらとあって、こういうバーなんかも珍しくはない。
でも夜も明るい街は…ちょっと僕には合わなかったかもな。
wn「変わっちゃったな、この辺りも。」
ふらふらとまではいかないけれど、少しおぼつかない足取りで帰路に着く。
しばらくして、そろそろ家という頃あの花畑を通りかかった。
目に入ったのは、ベンチに1人の男が座っているところ。
すると、男が顔をあげこちらを見た。
気まずい、なんて思うよりも先に
tt「……wn、…くん…?」
wn「…ぇ、tt…?」
酔いが覚めていく感覚。
どうやら、夜の花畑で奇跡を起こしたらしい。
tt side
昔好きな人がいて、その人が遠くに行ってしまうと聞いたんだ。
行く前に、後悔する前に、告白…しようと思ったけれど…
目の前で女の子が泣いて、頬を染めながら花束渡しててさ、そんなん見たら、あの子の方が…ってなるじゃん。
結局勇気出なくて、家に逆戻り、w
tt「情けないなんて、思われちゃうなぁ…」
数年経った今、彼が俺の事を覚えているか、定かじゃない。
でも、それでも…母さんが今日、彼がこっちに帰ってくると教えてくれたから。
ここに、来てくれたり…しないかなって。
tt「…もう暗いなぁ、…」
…そもそも、数年経ってるんだから、彼女くらいいるか。
きっと俺なんて眼中にない。
こんな夜中まで待つなんて、自分がバカに見えてきた…
そう、帰ろうと思って、顔をあげたら人がいた。
tt「……wn、…くん…?」
wn「…ぇ、tt…?」
俺が長年引きずっていた彼だった。
どうやら、夜の花畑で奇跡を起こしたらしい。
wn「ど、どうしたのttこんな夜中に…身体冷えちゃうよ?」
tt「…うぅん。久しぶり、wnくん。」
wn「あ、久しぶり、tt。」
挨拶よりも先に俺の身体の心配をしてくれる。
そんな彼の優しいところが好き。
wn「ttずっと外いたの?なんでここに…」
tt「wnくんが帰ってくるって母さんから聞いてさ、もしかしたらここで会えないかなって。」
wn「ぇ、」
tt「…そしたら来てくれた、wnくん。」
嬉しさが込み上げて思わずほおが緩む。
ここまで待っててよかった。
wn「ッ僕も、会いたかったよ、!」
そう言ってハグをして…俺をかき乱すのやめてくれないかなぁ、w
wn「って、やっぱtt身体冷えてるじゃん!?」
tt「wnくんあったかぁい……」
wn「どれくらい外いたの?」
tt「ぅーん、分かんない。けど、体感は5分!」
時計は22時半を指している。
であれば、俺は恐らく2、3時間ほどここにいた計算になるのだろうか、?
……全くそんな感じはしない。
時間って過ぎるの早いね。
wn「もっとあったかい格好で出歩きなよ、」
tt「まぁ、いーじゃん!一緒に帰ろ、wnくん!」
wn「…仕方がないなぁ、ttは!」
あの時のように2人で並んで、あの時のように談笑しながら、帰路に着く。
あの頃と何も変わらない、同じwnくんだって感じた。
tt「ねぇ、wnくん」
wn「何?tt」
tt「明日さ、またあの花畑行かない?今度は、明るいうちに。」
wn「…。うん、いいよ〜」
tt「ありがと!じゃ、また明日ね!」
wn「うん、おやすみ〜tt!」
tt「おやすみ!」
俺ね、wnくんがいつ向こうに戻るか知らないの。
だからね、ここでマイペースにやってたら、きっとタイミングをまた逃しちゃう。
tt「…俺、wnくんに告白する、!」
フラれたっていいよ
伝えなくて心残りがある方がずっとイヤ
あ、そうと決まれば、告白のセリフ考えなきゃー?!
tt「待ってろwnくん!!」
で、
tt「ぜんっぜん寝れなかった」
いや、寝たは寝たけど…熟睡はできてない。
やばい昨日深夜テンションで告白するとか思っちゃって準備したけどッ…
tt「い、言えるわけないーー!?!?」
い、いやもういいや今日は普通に過ごそう!!
心臓うるさいし!!恥ずかしいし!!フラれたくないし!!?
、でも、ここを逃せば…本当に、伝えることがこの先一生……
机に目をやる。
メモ用紙に、びっしりと文字が書いてある。
告白のセリフ。タイミング。場所。
全て告白のために。wnくんのために。
tt「~~~~~~~ッッ…!あぁ゛クソ!ここまできたらや゛ってやるよ゛!!!」
漢tt見せてやりますわ!!!!!!
wn side
ttと分かれて、急ぎ足で家に帰る。
やることができたから、早く家に帰らなきゃ。
wn「まだっ、あったかな…!」
勢い良く玄関の扉を開けて、ただいまを言うのもそこそこに自分の部屋に走り、とある服を探す。
白い薄手の上着。
あの時、ttに被せたもの。
wn「!あった…。」
大切そうに畳んで仕舞われていたそれは、僕の心配とは裏腹に、白いままだった。
wn「良かった…!」
僕はそれを洗濯機に入れた。
明日、ttに、告白しようと思うから。
tt side
練習した。
大丈夫。
手のひらに何度も人という字を書いては、胸に手を当てる。
tt「…心臓うるさ…w」
wnくんはまだ来ていない。
もう時間だっていうのに…
まぁ、こんな早く来てドキドキしてるのは、そりゃ俺だけか。
そう思って、20分………。
30分……。
……40分………………
tt「えwnくん俺との約束忘れてない、よね……?」
約束時間を大幅に過ぎ、なお来ないwnくん。
…そういえば彼昨日ハグした時にお酒の匂いしたな…。
えこれ忘れられてる?
彼の家へ行くべきだろうか。
いや、そうだな。待ちすぎかも。
彼の家へ行こうと花畑を出たその時。
wn「tt~~~~~ッッ!!!」
tt「!wnくん!」
向こうから全力ダッシュをしているwnくんの姿が目に入った。
wn「はぁっ、ごめんねっ、…ちょっと…!」
tt「お、落ち着いて?俺は大丈夫だよ」
wn「ふぅ、汗かいた……」
tt「wnくん忘れてた?」
wn「忘れてない!いやちょっと…気づいたら時間だった」
tt「びっくりしたよ、wnくんいつまで経っても来ないから忘れちゃったのかなって」
wn「ごめんねtt本当に…忘れるわけないから安心してね、」
tt「…ちょっとさ、遊ぼうよ。」
wn「え?いいよ何する!?」
tt「待ってて!」
俺は花のある方へ走り、1つ、また1つと摘んで結び込んでいく。
赤をメインに、ピンクと時々紫の花を。
tt「はい、wnくん!あげる!」
ベンチに座ったままで、俺を微笑みながら見てくれるwnくんの頭に花冠を乗せる。
wn「っわぁ…!花冠!あの時より上手くなったね作るの」
tt「あの時…?僕wnくんに花冠作ったことあったっけ、?」
wn「え、あったよ」
うーん、?そんなこと…あったか……?
まぁいいや!それより、この後はwnくんに告白を…!
wn「…tt。」
tt「ん、?」
ふと、立ち上がったwnくんがまだ花畑に座る俺に声をかけてきた。
タイミング失っちゃった、とか思いながら、wnくんを見上げる。
…あれ、この感じ、どこかで
tt「んわ、…なにこれ…布、?」
wn「tt、幼い時に俺に花冠くれたんだよ。これによく似た、もう少し不格好な花冠。」
tt「ぇ、うん…そうなんだ…というか、これは…?視界が白くて見づらいんだけど…」
薄く白く見にくくなった公園。
布の形を触って確かめると、ヴェールによく似ている、と思った。
薄いし白いし、…手縫いをした跡がある。
…もしかしてwnくん、これ縫って来たんじゃ…
wn「僕ね、あの頃からずっとttが好き。好きです。付き合ってください。」
tt「、…ぇ。…?!///え、ちょ、待っ…!//あ、ぇ?!」
wn「w…そんな驚かなくても、」
tt「ぃや、驚くよ……!だって、俺も今告白しようとしてたのにっ、!/////」
wn「……え…?!//」
wn「ちょっと待っ…ぇ、両想いだったってこと…?」
tt「……まぁ、。そうなる、かな、?///」
wn「じゃあ、返事って…」
tt「よろしく、お願いします……!///」
wn「良かったー、……じゃあ、tt。」
tt「はい、?」
wn「これは、花冠のお返し、ね?」
そう言ってwnくんは、俺に被せたヴェールをめくって、俺にキスをした。
コメント
2件
めちゃくちゃ染みました!!心臓に!!
#rttt