ｰ黄sideｰ

僕は君が愛してくれるまで、

このままでいようと思います。

明るく可愛く演じても、

君は振り向いてはくれない。

黄「…あはっ、」

袖まくりで健康をアピールして

太ももに傷を刻み込んで、

君に愛して欲しいだけなのに、

黄「…馬鹿みたい」

一人だけ、一番絡みが多いと

過信して、幸せなフリをして、

リスナーさんが増えていっても、

どんどんライブをしても、

心の飢えは埋まらない。

君が僕を満たしてくれないかな。

青「…くんっ、」

彼はホモが嫌いだし、

愛してはくれないだろう。

青「…黄くん」

黄「青ちゃ…ｯ、」

青「ｯ、僕さ、黄くんのことが好きだよ」

黄「ｯ、！？」

青「散々振り回して、」

青「何を言ってるの、だよね」

青「黄くんが僕を好きなら、」

青「僕は黄くんを優しく愛すよ」

黄「…ｯよろしくお願いします」

青「ﾆｺｯありがとう、」

僕が望んでいるのはこれじゃない

優しい愛じゃない、

ドロドロした、熱いことをしてほしい

もっともっと愛して欲しい

潰れるくらい愛して欲しい

心の傷を埋めてみて欲しい

もっともっともっと、

もっと君に依存していたい

君に深く愛されるまで