テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
おおわらい
37
煮☀︎ 露陸☭がすき
112
#いらすと
みたらし団子@イラコン開催
15,473
コメント
3件
信じてましたよ… ゆっちゃんさん…() ありがとうございます… スイスさんおめでとう…!
スイスさんの「会いたい」がずっとくすぶってたからこそ、玄関開けた瞬間の日本の「えへへ、来ちゃいました」が刺さりました。電話だけでもうれしいのに、直接会えて、しかも誕生日を覚えてくれてたって…。強引に引き寄せて抱きしめるところに、溜まってた想いが全部出てる感じがしてじんわりきました。日本の優しい甘やかし方が愛情深くて、2人の距離感がすごく好きです。
〜attention〜
政治的意図・戦争賛美等一切無
スイス×日本
地雷さんは⇦
駄文、駄作。誤字脱字有。
「ただいまー…」
返事の返ってこないことに少し寂しく思いながらリビングへと向かう。
カバンを置き、ジャケットを脱いで、手を洗ってソファにダイブする。
あぁ、くそ。日本に会いたい。
会って、沢山抱きしめて、日本を肺いっぱいに吸いたい。沢山、可愛いがりたい。
静かなリビングに、ため息の声が溶ける。
ソファに体を崩していると、電子音が聞こえてきた。
その音の元を見ると、緑色の受話器マークが表示されていた。
人型のアイコンの下には「日本」の文字が書かれている。
それに少し嬉しくなりながら電話に出る。
『…どうした?』
『あ、スイスさん!!今日って家にいますか?』
元気そうな明るい声が画面越しに聞こえてきた。
その声に少しだけ元気をもらえた気がした。
『…まあ、これから出る予定はないな』
『そうですかっ!よかったです』
『…?何かあったか』
『いえ、スイスさん今日誕生日なので…しかし今日中にそちらを伺うのは難しいので、プレゼントだけでも、と思いまして…』
『なるほどな。大丈夫だ、もう家を出る予定はない』
『宅急便で送りましたので、今日中に届くはずです。』
『わかった、わざわざありがとうな』
『全然、むしろいつもありがとうございます。お誕生日、おめでとうございます。』
『あぁ、ありがとう。』
ぷつ、と切れた電話。
日本の声を聞くと、何か心が暖かくなる。
優しくて、明るい。心が満たされるような感覚になる。
にしても、わざわざプレゼントか……。
嬉しすぎて声に出ていなかったか…?
そんなことを考えるたび、日本に会いたいという想いは膨らんでいく。
わかってる、我儘なのは。
実際、日本と俺とは相当な距離があるし、日本も仕事が忙しいのだろう。
わざわざ祝ってくれているだけでありがたいものなのだが、どうしても望んでしまう。
一度触れた時からずっと、あの天使のような笑顔と、太陽のような暖かさに溺れている。
底なし沼のようにどんどん堕ちていく。
それこそ、もう救い上げることはできないほど。
そこから、約1時間弱。
「はぁ…会いたいなぁ……」
ソファに寝転びながらため息混じりに発した言葉は、スマホからの電子音にかき消された。
「…?日本から、まただ」
つい先程目にした画面がまた映されている。
『今度はどうしたんだ?』
『えへへ、もう少しで届くと思いますよ。』
『…あぁ、さっき言っていたやつか?』
『そうです!』
先程よりも機嫌の良さそうな声に、思わず口角が上がってしまう。
そのとき、玄関の方からインターホンがなった。
『あ、来ました?』
『おう、今からでる。』
玄関に向かい、扉の鍵を開ける。
扉を開くと、そこにはスマホを耳に当て、嬉しそうな笑顔でこちらを見つめる日本がいた。
『えへへ、来ちゃいました』
柔らかく微笑む日本の声が、電話越しにも、直接耳にも聞こえる。
すぐに日本の体を家の中に引き、扉を勢いよく閉める。
「うわっ…?!ちょ、スイスさっ」
そう発した柔らかで整った唇を自らの唇で塞ぎ、強く抱きしめる。
唇を離し、日本の肩に顔をうずめる。
「…は”ぁーー……、抱き潰したい…。」
「んなっ………。…嬉しいですか?プレゼント。」
「あぁ、めっちゃ嬉しい。」
「ふふ、良かったです。」
日本が俺の頭に手を置いて、優しく撫でた。
「いつも甘やかしてもらってるんです!今日くらい、私が甘やかす番です!」
「……は”ぁ”ぁーー…もう好き…。」
優しい、柔らかな声でそう言う日本が愛おしくてたまらなかった。
たった一言で、心が全て満たされる。
…もし2度と声が聞けないとなったら、心は永遠に空っぽなのだろう。
〜終〜