六 等 星

幼なじみを 一人の男としてみたのは 、 高校生だった 。

新しい友達を作るにも 、 移動教室するにも 、

何をするにも一緒だった 、

そんな時に 横にいる あいつの笑顔がすきで 、

気付いたら 好きという感情が 芽生えた

… でも 、 あいつは 新しい友達と 仲良くなった

俺としては嬉しいし 、 あいつが幸せならいい

… でも 、 俺と話す機会だけは 減っていき

学校で 話すことも無くなった

唯一話せる時は 、 電話で 恋愛相談をしてくる時だけ 。

… でも、 楽しいとは思えなくて 、 悔しい

そういえば 、 最近 その友達と付き合ったらしい

… なんでだよ 、 くそ

俺がもっと早く 、 告白していれば

もっと 、 早く 、

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ 、 ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

宮 / … もしもし 、

渡 / 涼太 ！ あのね 、 俺 彼氏出来た ！！

渡 / 色々恋愛相談してくれて ありがとうね ！

渡 / 俺 、 涼太が友達でよかった ！

宮 / 俺も 、 翔太のこと 好きで 、 よかった 、

… そんなわけ 、 ないのにね 、

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