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十二の希望

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7

転校生

2022年08月16日

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誠は悪夢を見ていた、それはテルが死ぬ夢だった


朝になったうちの日渓高校の登校時刻は8時半である

高校からは電車に乗って通わなければならず毎日6時に目覚まし時計をかけていた

いつもなら五分事のアラームで起きるのだが

そういつもならの話である、

テル「誠起きて!」という言葉が聞こえてきたのである

誠「あぁ〜分かった」

いつもなら誰も居なくアラーム音だけ聞こえるはずなのだが

そういつもとは違うのだ!

誠が下に降りると朝食の目玉焼きと味噌汁、ご飯などがテーブルの上に置かれていた

誠「お前は俺のお母さんか!」

テル「え?違いますけど」と軽口を交わす

誠は朝食を食べ「ご馳走様でした!」と言い誠「行ってくる!」

テル「行ってらっしゃい!」と挨拶したのであった



その後歩いて電車に乗り、降りて歩いて日渓高校についたのである

クラスに行き、自分の席に座った

何故か周りは騒がしかった

そして

「おーい誠!」と声がした

そう一番最初にできた友達、五十嵐総司とその後ろにいた水沢重信とだ総司は話かけてくる

総司「昨日のニュース見たか?」

「飲酒運転って怖え〜よな!」と

誠は気づいた、昨日の事が飲酒運転事故になっていることに、たがそれを言ったら五十嵐達も巻き込むことになると考えた誠は言うのをやめた

総司「それより聞いたか?」

誠「何が?」

総司「今日転校生が来るらしいぞ!」

誠「え!?そうなのか!」

だからクラスが騒がしかったのかと思った、

ここ日渓高校は学力はまぁまぁ高い方である

そこに転校生が来ることは中々珍しいことだった

朝の八時半でチャイムがなり、皆んなは着席した


うちのクラス担任の先生、學也先生はクラスに入りこう言った

學也先生「皆が知っての通り転校生が来ます!  皆んな仲良くしろよ!」

と一言いい

學也先生「入っていいぞ!」という

教室の扉を開ける音が聞こえた

「失礼します!」といい入ってきた、

誠は驚愕の目をしていたなぜなら

「今回転校してきました蜜璃奏恵です!」

「これからよろしくお願いします!」と転校生は言った

だがそこにいたのは!

昨日一緒の屋根で暮らしたテルだった

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