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みんな優しすぎる😭✨ バレて良かったと思う😭 続き待ってます!!
ーーー事務所ーーー
桃「ん…………」
ここは……
紫「桃くん、起きた?」
桃「紫……くん?」
紫「うん、紫くんだよ。体調大丈夫?」
桃「……体調…?」
紫「桃くん、ダンスレッスン中に倒れたんだよ」
桃「え…………あっ…」
急に眠くなって……倒れたんだ…俺
紫「思い出した?」
桃「はい…すみません」
紫「体調悪かったの?」
桃「いや…悪くはなかったんですけど」
食べてないからかな……
紫「桃くん、自分の顔ちゃんと見た?」
桃「え?」
紫「すっごいやつれてるし、顔色やばいし。メイク今落ちてるからね」
桃「え……」
紫「結構塗ったでしょ?皆驚いてたよ」
桃「………………」
紫「何かあったの?紫さんに話して欲しいな」
桃「別に……何も無いです」
紫「……みんな呼んでくるね」
赤「桃ちゃん!!!」
青「桃くん!!」
桃「おー、心配かけてごめんな」ヘラッ
黄「…そんなヘラヘラする事じゃないですよ」
桃「んー?そうか?」
橙「倒れたんやぞ!?自分!」
桃「うん…倒れちゃった」
赤「桃くん……ここ最近おかしいよ?言わなかったけどさ……どんどん痩せてくし…疲れてる顔してるし」
青「何かあったの?」
桃「んーん?別に?」
黄「嘘つかないでください」
桃「ついてない、何も無い」
青「なら……病院行こ」
桃「なんで?」
青「倒れてるんだから当たり前でましょ?」
桃「大丈夫だって」
赤「大丈夫じゃなかったじゃん!!!」
桃「ビクッ…!」
赤「桃くん大丈夫って言って倒れたんだよ!?」
黄「そうですよ…行きましょう」
桃「……大丈夫だから」
病院になって行ったら…
橙「行こうや、桃ちゃん」
桃「いい、大丈夫」
自分を愛せなくなるじゃん…
おかしいって……愛なのに愛じゃないって言われるじゃん
紫「桃ちゃん。行こ」
桃「や、やだっ……行かないっ…」
青「桃くん」
桃「…か、帰る。ごめん。体調は治すからっ!」
(事務所を飛び出す)
青「ま、待って!!」
赤「桃ちゃん!!」
ーーー桃の家ーーー
桃「はぁっ……はぁっ……」
バレるっ……バレたら愛せなくなるっ!
そんなの嫌だっ……!
桃「あ”ぁぁぁっ!!!」
ガシャンッ!!!
(周りにある物を投げていく)
桃「俺はっ……愛してるだけなのっっ!」
俺自身をっ……!
桃「なんでっ……なんで俺だけっ……!違うのっ!!」
ガシャンッ!!
桃「はぁ……はぁ…………」
愛して……誰か……
俺を……愛して!!
桃「はぁっ……はぁ…………、!」
愛さないと……俺をっ……
カタッ……
(カッターを手に取る)
桃「あはっ……あははっ!!!」
そう、俺は、自分を愛してるだけ
青「桃くん!!!」ギュッ
桃「あっ…………?」
青「桃くんっ!!駄目だよ!!」
桃「……なんで……止めるの?」
青「駄目だから!!」
桃「だめじゃないよ?だって…あいしてるんだもん」
赤「桃ちゃんっ!!!」
橙「桃っ!」
紫「桃くん!」
黄「っ……桃くん!」
桃「アッ……アッ…………みんなどうしたの?」
隠さないと
青「っ……桃くんそれ貸して」
桃「……?」
青「これ」
(カッターを取り上げる)
紫「桃くん」
桃「だいじょーぶ、だいじょーぶだから」
青「大丈夫じゃないでしょ……」
桃「なんで?どうして?」
赤「桃ちゃん……何しようとしてたの?」
桃「おれは…………あっ……かたづけなきゃ」
橙「桃っ」
桃「おへや…きたなくしちゃった……かたづけないと」
黄「桃くんっ……」
桃「だからね?かえって?」
赤「は?」
桃「かたづけするの…だから、かえって」
紫「一緒に片付けよう」
桃「ううん、ひとりでだいじょーぶ、かえって」
青「今の桃くんを1人にできないよっ」ギュッ
桃「だいじょーぶだから、かえって」
赤「帰らないよ!」
桃「かえって、おねがい…かえって」
黄「嫌です。帰れません」
桃「………………」
橙「青ちゃん、桃のそばにいてあげて、俺ら片付けるわ」
青「うん、わかった。桃くんこっちに座ろ?」
桃「だいじょーぶなのに…」
青「うん、こっちに座ろ?」
桃「…………」
紫「片付けちゃお」
赤「うん……」
黄「このぐらいで大丈夫ですかね」
紫「うん」
赤「青ちゃん、桃ちゃんは?」
青「寝ちゃった」
桃「スー……スー……」
紫「そっか、起きたら話さないとだね」
橙「桃ちゃん、なんも食べてへんよ……冷蔵庫何も入っとらん」
赤「こっちは包帯が沢山あった……ガーゼも」
黄「さっき……カッター持ってましたよね?」
紫「……当たりたくないけど…自傷行為してるね」
青「っ……なんでっ」
橙「あとこれ……見て欲しいんやけど」
黄「なんですか?」
橙「……薬の空瓶……6つもあるねん」
赤「っ……ODもしてるってこと?」
紫「そうかもしれないね」
黄「グスッ…なんでっ……何も言ってくれないんですかっ……」
赤「桃ちゃんっ……グスッ…グスッ」
橙「辛いのは桃やで……グスッ」
紫「……ちゃんとお話聞こうね」
青「ねぇ……少しだけ……服の下…見ない?」
赤「!!」
青「少しだけ……」
紫「そうだね…腕見てみようか」
橙「……じゃぁ、捲るで?」
赤「うん」
クイッ……
黄「包帯……ですね」
橙「少し血が滲んでる……」
青「こっちは?」
橙「腹…?」
青「うん……何となく…こっちもありそうだなって」
赤「青ちゃんが言うなら…多分当たってると思う」
紫「そうだね、青ちゃんの勘あたるもんね」
橙「捲るで?」
ペラッ
赤「ヒッ!!!」
紫「痣っ……!?」
橙「これ、自分でやったん?」
黄「嘘……」
橙「この量、範囲……1回の量じゃない…」
赤「て、手当っ……手当しないとっ!」
桃「ん………」
青「あっ………」