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「あ!僕が当たりだ〜」
「ホントっすね。命令はどうします?」
「ん〜と、…じゃあ王様ゲームといえばの『2番と4番でポッキーゲームをする』で!」
ポッキーゲームだと!?私、4番引いちまったよ………
「あ。2番、あたしだわ。よし、成瀬〜ポッキーゲームするぞ〜」
まぁ…この中の誰かとっていうなら、西田で良かったのか?
西田はノリノリでポッキーを咥えているので、私も躊躇いなくもう片方の端を咥えた。
サクッとポッキーを食べ進める程に先生方からの視線が刺さりまくってる気がする。
ていうか、西田であってもこの近さはドキドキするし。睫毛長いなぁとか肌白くて綺麗だなぁとか思っちゃうし。
ポッキーをあと数ミリ残して西田は器用に折ってくれた。ちょっと唇が当たったけどね。
「あらら、あたしとしたことが。もうちょっとで媚び百合展開発生だったのにね。…まぁ、ほんの少し当たった成瀬の唇ちょー柔らかかったなぁー。ピンクでぷるぷるの唇ってこんな感触なのねぇ〜。チューとかしたら気持ち良さそーだわ〜」
「…西田ちゃん〜?許さないよ〜?」
「…ふざけた真似しやがって」
「…この学校でのポッキーゲームは禁止とさせて頂きます」
ーこうして放課後王様ゲームは幕を閉じた。
解散する際、なぜか前屈みだった七宮先生、頬が引き攣って笑顔が崩れていた遊宵先生、バキバキの目で虚空を見つめていた担任には少し申し訳ない気持ちを抱く成瀬なのであった。