マジで消しちゃってすみません…
頑張って書き直しました…
よければ見ててってください😭
乱歩:視点
太宰が逃げ去った後の探偵社は
恐ろしく静かだった。
みんな下を向いて俯いて,
ただ呆然とすることしか出来なかった。
この状況を作り出したのも, 全部
太宰のせい, 太宰が異能開業許可証を
盗んだから。でも,何か引っ掛かる。
なんで太宰は泣きそうになりながら
必死に話していたのだろうか。
何故太宰は逃げ去る時,
泣いていたのだろうか。
分からない。僕にも分からない…っ!
そしてこの沈黙を打破する為, 僕は
みんなに一つ問いをあげた。
乱「ねぇ…、みんなは本当に太宰が
やったと思う…?」
当たり前の問いだ。
太宰は異能開業許可証を奪った!
そして逃げた…その筈だ。
何をこんなにモヤモヤすることがある?
国木田が僕の問いに反応する。
何かを言おうと口を開いた, だが
与「やったに決まってるじゃないか。
盗んだのがバレて逃げたんだろ?」
そう与謝野さんは言った。
ナ「ナオミもそう思いますわ!
逃げるなんてやってないの
でしたら必要ありませんもの!」
ナオミが与謝野さんに便乗してる中,
1人の男が声を発する。
国「私は…太宰が
やってないと思っています。」
その言葉に反応し敦は
敦「僕もそう思います…!」
と言った。だが与謝野さんは
与「じゃあ証拠なんてあるのかい?」
と言い敦が動揺する。
敦「それは…。」
?「ある。」
誰かがそう言った。
みんなの視線が声を発した
人物へと集まる。その人物は…
社長だった。
社長は静かに話始めた。
福「先程、森医師から連絡があってな。
ポートマフィアは元から、
“異能開業許可証を盗まれていなかった”
ようだ。太宰は犯人に
仕立て上げられたのだ。」
その場がまた凍りつく。
太宰が出て行った時のように。
最初から犯人なんて探偵社に
居なかったんだ。
福「黒幕は、魔人フョードルという
男だ。過去の監視カメラから探った」
僕はしまったと思った。
最近はその姿を見ていないので
油断していたのだ。
国木田はその声を聞き,
自分の行動を振り返り唖然としている。
敦は涙を流しながらその話を
真剣に聞いている。
鏡花、賢治は朝から任務中だ。
谷崎兄妹は顔を真っ青にし,
ナオミの方は下に俯いて泣いている。
与謝野は目を瞑り,
下を呆然と見ている。
後悔の念が押し寄せた探偵社の
空気の中, 僕は。
「「しっかりしろ!!」」
そう大声で泣き叫んだ。
耐えきれなくなったのだ。
我慢の限界に達したんだ。
自然と溢れてくる涙を止めようと
歯を食いしばる。
止めようとするほど喉が痛くなった。
乱「今更泣いたって後悔したって
遅いんだ!…僕たちに今できることは
太宰に謝る。それだけだ…!」
久しぶりに乱歩が出した大声に
探偵社全員が驚く。
乱「明日, 太宰は探偵社に来る。
そして僕らは謝る。いいな?」
真剣な眼差しで皆んなを見つめる。
敦&国木田「はいッ!!」
その他「…はぃッ…!」
その後は皆んなして帰り,
明日を待つだけだ。
それだけの筈だった。
敦:視点
その後, 僕は暗い夜道を歩いて居た。
やはり太宰さんは犯人じゃなかった。
疑うべきだったんだ。
…謝ろう, 許して貰えなくても…。
?「どうしたの…?」
声がした方向へ敦は顔を向ける。
身長は150前後程の
和装を纏った少女だ。
敦「鏡花ちゃん…!」
敦は今日の出来事を全て話した。
隈無く, 抜かりなく。
鏡花と呼ばれた少女は時折
悲しそうな表情になったり,
驚いたような表情にもなりながら,
真剣に話を聞いていた。
鏡「なら、私も一緒に
謝りに行く。」
敦は目を丸くして驚いた。
何故なら鏡花は朝から晩まで
任務でこの事情を知らなかった為,
彼女に責任等ない。
何故謝るのか問おうとしたが,
それが分かったのか
鏡花の方から話始めた。
鏡「もし私がそこにいたら,
与謝野さん側に
行っていたかもしれない。
それが申し訳ないから, 謝る。」
そう言い、そそくさと敦の
前を歩き始めた。
慌てながら敦も追いかける。
そして家に着き, 夕食を食べ,
別々に寝た。筈だった。
上から声がしたのだ。
泣き叫ぶような悲痛な声。
上の階に住む住人が
分かった瞬間僕らは言葉を失った。
上の階に住んでいたのは、
太宰さんだった。
まずいと思い、
体感10分程度で身支度を
済ませ玄関を出て
僕らは二階への階段を上がった。
そこには、
ボロボロになった太宰さんが
倒れ込んでいた。
マジですみませんした!
色々忘れたので色々
付け足してます!!