相谷翔の妹さんに会った事を話したら。
つけられてた男の子がいたのよ
何か気にしてたのかも
この時母に羽月侑哉さんの事言わなかった。
「それにしても自転車の子って誰かしらね、こら!健斗」
夏未のパスタを平らげた。
「きちんと食べなさいよ夏未」
「麻子?…健斗来てるのか?…」
「あなたお帰りなさい笑っ」
「ヨウ健斗笑っ」
お父さんお帰りなさい笑っ
「夏未卒業式のプレゼント買ったよ」
「え?…私の?」
父がえらく早かった。北陽株式会社に勤務してる私の父の洋一郎
「どうしたのよあなた」
「何社長、専務が有給休暇余ってるから帰れって言われたよ笑っ」
「健斗?お前警察学校の調子どうなんだ?」
「まあまあかな。来週辺り試験があるから」
「そうか頑張れよ」
「麻子今日夕飯外食するか?」
「あなたまだお給料前でしょ」
「話があるから良いだろ?」
「支度するよ笑っ」
「健斗気が早いな笑っ」
私達も用意してた。
私も2階の部屋にこもりクローゼの中を開いた。
「衣裳持ちだな!」
兄さん~!勝手に開けないでよ、クッションを投げたら受け取った兄、
「もう一つの部屋あるでしょ!」
「布団ある?」
「ちょっと待っててお母さん~」
「夏未、健斗いらっしゃいよ笑っ」
ベランダで煙草を吸ってたお父さんが振り向いた。
「お前達に話すよ」
「お父さんがねぇ」
「麻子俺が話すだろ…家を売るからマンションに越すよ会社が合併決まった。社長と専務から話されたよ」
「凄いな笑っ」
「お父さん~笑っ」
夏未も大学に入ったら近くなるって言われた
「地下鉄も近くなるよね笑っ」
「羽月さん達に教えよ!」
「「夏未?羽月さんって誰なの?」」
「翔君のお友達よ…」
「彼氏じゃないのか…」
「違うよ…これから私勉強しないと…」
「悪い虫ならお母さん殺虫剤買っておけ!」
「健斗?」
「…アハハ健斗その言葉俺がいうだろうが!」
「大事な妹だからだよ!」
赤くなってた兄を見た。
「兄さん警察になったら守ってよね笑っ」
「期待出来るかな?夏未」
「支度しなさい麻子泣くなよ」
「だってあなた…」